パウンドケーキ

先日、作成したvertical plotterで犬の絵を描く。モデルとして実家にいる犬に登場いただいている。版画の多色刷りのように、複数の色を重ね合わせるということも試してみている。これまた版画と同様だが、色のズレが、独特の複雑さを生む…。ペンも、様々なペンを試してみたが三菱のゲルインキボールペン、signoが調子がよいようだ。最近忙しく、なかなか開発が進んでいないのだが、そろそろ、画像を描き出すだけでなく、自動的にアブストラクトなイメージを生成するプログラムに移行したい。

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iModela

Rolandから個人用3次元切削加工機iModelaが発表された。まさかの10万を切って7万8500円という価格設定…これは素晴らしい。3Dプリンタを買った今となっては、買うことは、多分、無いだろうが、Roland等の大手企業が、コンシューマ向け3Dデータ出力機器市場に本腰を入れ始めた(かどうか知らないが)のは良い傾向だと思う。ヒューレットパッカードもコンシューマ向け3Dプリンタへの参入を発表しているし、今後数年で、3Dデータの出力機器は低価格化していくだろうと思う。

しかしとはいえ、ワープロを打てる人はたくさん居ても、3Dモデリングソフトを使ってデータを作れる人はそう多くはないから、普通の紙のプリンターのように急激に普及するということは、無いと思う…。もちろんRolandもそういう事情を分かっており、3Dデータを作れなくとも、自宅での出力を楽しめるよう、データをやりとりするコミュニティを同時に立ち上げたようだ。Makerbotの場合、Thingiverseがそれにあたる。

ちなみに、自分が大学時代に所属していた研究室にも、Roland製の(確か)50万近くする3次元切削器があったが、そのマシンがWindowsにしか対応しておらず、Macしか無い研究室なので只の置物と化しており、研究室の大掃除の日に無残にも廃棄処分されていく悲しい姿を見た。余りに勿体無く、廃品置き場から回収してこようかとさえ思ったが、自分もその時Macしか持っておらず、また自分の部屋に置くにはデカすぎ、回収を諦めた。(そもそも何故、Macだらけの研究室で、あのマシンを買ったのか分からない。マシンを買った当時はWinがあったのかもしれない。)

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