先日作った、絵を描くシステム(vertical plotter: 垂直プロッタと一般的には言われているようだ)のプログラムを少し書き直し、描画の仕組みを刷新した。前回のものよりも、より濃度がはっきりと出せるようになった。下のジョブスの絵は、モーターの速度を少し速めて描くことで、ペンのタッチを少し荒れさせている。

いまは、ただ単に、画像データを読み込ませて、それを描いているだけだが、何らかの抽象的な線画を自動で描くような仕組みにしたい。最終的に、絵としての強度のある図像を作れるかどうかは分からないが…。モーターのスピードの制御によって、スピーディなタッチから、しっかりとした落ち着きのあるタッチまで、ある程度の線の表情の描き分けが出来るような気がするので、もう少し研究したい。

■主な構成部品

Arduino Duemilanove、ステッピングモータSPG20-332 × 2、トランジスタアレイTD62003APG × 2、プーリー、ミシン糸、適当なペン

電気回路については正直なところそんなによく分かっておらず、かなり適当に組んでいる…。それでも、ある程度、動かせるものが簡単に作れるArduinoは非常に優れたシステムだと思う。オライリー社から出ている、Make:Electronicsを何度も読みながら、電子回路の基礎を勉強している。