小岩井牛乳

岩手の旅つづき。平泉はあまりたいしたことがなかったので、割愛し、2日目は県内を北上し、小岩井牧場〜さらに北上〜御所掛温泉、玉川温泉という行程になった。プランを綿密に立ててきていたわけではないので、行き先は行き当たりばったりで決めていた。

小岩井牧場は、実際の牧場部分の公開はごくわずかで、ほとんどはテーマパーク的な公園施設で少しがっかりした。しかし天気は非常に良く、広大な芝生などを眺めているだけでも心地よい気分になれた。牧場部分では、牛がけだるそうに牛舎の中に並んでおり、でかい扇風機が、牛舎入り口付近でうなりながら、室内の空気を循環させていた。伝染病を防ぐ為に、観光客は牛舎には近づけず、遠くからそれらをみることしか出来なかった。

都内のスーパーでもよく見かける、全国的ブランドの小岩井牧場にしては牛舎の規模が小さく、設備もあまりに古く、時が昭和初期で止まったような感じだった。おそらくここは観光用に、昔の姿をとどめたままの施設なのだと思う。県内には小岩井牧場ブランドのライセンスを受け、実際の商品用牛乳を生産している牧場がほかにたくさんあるようだ。

Comments (0)

もちフォンデュ

19〜21日と岩手に旅行してきた。兄弟が5月から岩手にいるので、顔を見に行くという目的での旅だった。

初日は一関で新幹線を降り、世界遺産に登録された平泉を見に行くことにした。しかしその前に、せっかく一関に来たので、ある界隈では非常に有名らしいジャズ喫茶「ベイシー」に立ち寄ってみた。薄暗い店内にデカいJBLのスピーカーが置かれていて、ボガンボガンと激しく鳴っていた。天井から吊り下げられた証明がかすかに揺れていて、凄い、音圧で揺れているんだ!と思ったらエアコンの風で揺れていた。しかし、噂に違わぬ芯に来るような音だった。

平泉に行く前に、さらに厳美渓という渓谷にも行ってみた。谷の上に渡されたロープと滑車を使って、対岸から谷を越えて団子をデリバリーするという謎な団子屋があり、人気を博していた。団子がカゴに乗ってロープを滑り降りてくる際には、歓声が上がり、皆が写真を撮っていた。

その後平泉へと向かう。

Comments (0)

Thing-O-Maticその7

完成後、いくつかの付属サンプルデータや、3DプリントデータのコミュニティであるThingiverseからダウンロードしてきたデータを出力してみている。大きいものを出力しようとすると、途中で倒れたり、途中で座標がおかしくなったりして(ステージを動かすベルトにキチンとテンションがかかっていないせいと思われる)すぐ失敗してしまう。かなり調整が必要なようだ。(上の写真には、失敗して途中でプリントをやめてしまったものも写っている…)

しかし失敗しても、立体物がプリントできるというのは楽しい。

—–

なお、Thing-O-Matic組み立てにあたっては、下記のWikiを何度も参照させていただきました。日本語でこれだけの情報量があるサイトは他になく、とても参考になりました。こういうサイトがなかったら、まだポチる勇気が出ていなかったかもしれません。ありがとうございました。

Digiらいふ (ま〜さん制作)

 

Comments (0)

Thing-O-Maticその6

休みを利用して、約3日かかってThing-O-Maticを組み立て完了した。作り始める前は、無事に完成させられるかどうか恐ろしく不安だったが、何とか完成させることが出来た…。最後の最後で配線関連にミスがあり、何度か蓋を開け直してはつなぎ直し、動くかどうか確認するという作業を繰り返し、やっと動いた時は感動をおぼえた。

一番下の写真は、初めてプリントした直方体。想像通りだったが、精度はそれほどは出ない。この直方体も、本来なら四辺がそれぞれ20mmになるはずだが、縦方向と横方向で長さが微妙に違い、ゆがみが発生していた。キャリブレーション(マシンおよびソフトウェア両方の調整作業)を重ねていくことで、精度はまだ改善できるだろうとは思う。とりあえずは3Dプリンタを完成させられたことが純粋にうれしかった。

実はオプションで、パソコンを接続しなくとも、SDカードから直接データを読み取ってプリントすることを可能にするインターフェースパネルも同時購入してあるのだが、まだそれは制作していない…。

 

Comments (0)

Thing-O-Maticその5

ひき続き。制作に没頭しており、中間の写真が無く、もうほぼ完成に近づいている状態。最後の配線関連でかなり手こずった。コードの類の長さが、かなりギリギリの長さしかないものもあれば、無駄に長すぎるものもあり、きちんと納めるのが難しかった。

 

Comments (0)

Thing-O-Maticその4

Thing-O-Matic組み立ての様子さらに続き。組み立てるのに夢中になってしまい殆ど写真を取っていなかったので、あまり途中段階の写真がないが、おびただしい数のネジを使ってパーツを組み立てていく。上の写真はXステージの裏側。このギザギザのベルト(タイミングベルト)とモーターを噛ませて、ステージの位置を制御する。

完成したXステージ。ベルトコンベヤのようになっており、プリントされたものが自動的に前面に落ちてくる仕組みとなっている。これがあることで、プリントしたものを一回一回手で取り出す必要が無く、連続で大量生産が可能になる。精度が若干適当なのか、パーツの組み立てが恐ろしくカタい箇所があって、壊れる寸前くらいまで力をかけてやっとハマった。

プラスチックフィラメントを溶かし出す射出機の部分。ツールヘッドと呼ばれている。以前のMK5という型番のものは、この部分の組み立てにハンダ付け作業が必要で、かなり熱を持つ部分であることから、融点の高い「高温ハンダ」などを別途用意する必要があったようだが、今回付属してきたStepstruder MK6 Plus(MK6+)という型番のものはそれらが改善され、必要なくなっており、組み立て難易度が下がっていて安心した。この黄色いテープ(カプトンテープ)なども自分でグルグルと巻き付ける。

約半分くらいのパーツが組み上がる。アメリカ製のキットだからか、割と精度が適当だったり、ホームページの組み立て説明写真が間違ってたりすることがあり、若干困った。

Comments (0)

Thing-O-Maticその3

Thing-O-Matic組み立ての様子。この機械の主要な構成部材は厚さ5mmほどの木で、パーツは全てレーザーカットされた状態で梱包されている。断面が全て焼け焦げているので、非常に焦げ臭いにおいがするし、黒いススもついている。最初にこれらを全て拭き取っていく。ウェットティッシュを大量消費した…。ちなみに写真に撮るのを忘れてしまったが、他にもおびただしい数の、ネジやコード類、電子部品などのパーツ群がある。週刊アスキーの記事で「見た瞬間心が折れるパーツ群」と書かれていたが、まさにそんな感じだった…。

Comments (2)

Thing-O-Maticその2

3Dプリンタはこのようなダンボール箱で届いた。真っ赤な、MakerBot Insideと書かれたシールが貼ってある。中身は外装、電子部品、など、小分けにして箱詰めされている。面倒で写真を撮らなかったのだが、それぞれの箱を空けると、あまりのパーツ数の多さに愕然とする。本当に組み立てられるのかどうか恐ろしく不安になった。

Comments (0)

Thing-O-Maticその1

ここのところの急激な円高に背中を押され、ついに3Dプリンタを購入した。MakerBot社のThing-O-Maticという機種で、ひと月程前に注文していたのだが、先日やっと到着し、お盆休みを使って組み立てをしていた。本体値段は$1299。この円高の機会に消耗品なども買いだめしておくべきと考え、材料となるプラスチックフィラメントを追加注文したり、オプションのインターフェースボードなども足していたら、結局送料が$390もかかってしまい、合計金額は$1900ほどになってしまった…。それでも円高だったので、15万円くらいの出費で済んだのが幸い。

この3Dプリンタは、RepRapというオープンソース3Dプリンタ制作プロジェクトから派生した商品で、電子回路から外装まで、すべての設計図がweb上で公開されている。だから、全ての部品を自分で調達できる人は、わざわざ自分のようにキットを買わなくてもコレを作ることが出来る。

(ちなみに本家RepRapは、3Dプリンタを作るための部品のほとんどを、3Dプリンタで出力できるように作られており、RepRapを欲しい人は、すでにRepRapを持っている人に部品をプリントしてもらい、Rep-rapを組み立て、またそのマシンで次のRep-rapを作るという、「自己複製」していくプロセスでマシンを作ることができる。このプロジェクトは、その自己複製システムによって「資本主義を倒す」ことを目的としていると言っているのがなかなかおもしろい。尚、自分が購入したThing-O-Maticは、主に木材で構成されているため、自己複製は出来ないので、RepRapから派生してはいるが、RepRapとは思想的に別物らしい。)

前置きが長くなってしまったが、何度かに分けて、このThing-O-Maticの制作のようすをアップしようかと思う…。

Comments (0)

ARうちわ

実家にて過ごす。今日は車で少しだけ遠出した。小堀遠州の庭のある龍潭寺という庭に行ってみた。今まで特に興味もなく、行ったことがなかったのだが、漫画「へうげもの」の中に小堀遠州(作介)が出てきたので、若干興味を持った。お堂が改修工事中で、本来、眺めるべき場所から庭を眺めることができなかったことと、不勉強なことで、良さなどは分からなかったが、大きなものをあまり使わず、小振りな石や植木の配置だけで作られていた庭はかわいらしい感じがした。意図的に粗密を作って遠近感を強調させたりしていると説明のアナウンスが言っていた。

売店ではうなぎアイスというものが売られていたので買った。さんしょうをかけて食べるというしろもの。白焼きの味がするような気がしたが、普通のバニラアイスのような気もした。冷たいと微細な味はよく分からない…。

昼食を食べに寄ったソバ屋にはなまめかしいカッパが置いてあった。わりと大きかった。

Comments (0)