すっきり飲みやすい

11/4金曜日夜〜11/5日午前中にかけて描画したもの。

描画される四角が細かくなるように調整して描画開始。結果的には粗密があまりなく、若干、退屈な絵になった。早くも単なるランダムなだけのテクスチャが退屈になってきた。

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みんなのATM

 

building

 

vertical plotterの描画プログラムを刷新し、ランダムな大きさのボックスをひたすら描き続けるようにした。今までは、何らかの画像ソースをもとに絵を描いていたが、今回、描かれる画像は完全にランダムで、自動的に生成される。設置場所も変更して、A0サイズ弱の紙に大きく描画できるようにした。

ただ大きさの違う四角を、ランダムに分散させながら描き続けるだけという単純な仕組みだが、予期しないボールペンのかすれや、モーターの脱調(空回りすること)などによって、面白い表情が生まれた。プログラムを試行錯誤する過程で、紙の上を這いずり回ったボールペンの軌跡が良い感じのノイズになったと思う。

ちなみにこの絵は、夜、寝る前に機械を走らせ、朝起きたら止めるというのを3晩ほど繰り返した結果、生まれたもの。普段わりと忙しく、疲れて帰ってきて一刻も早く寝たいけれども、絵を描いてみたいという自分の代わりに、夜通し、機械が動いてくれている。自分は仕組みを考える抽象思考を担当し、キカイのほうに労働を担当してもらうという、産業では当たり前の作業分担でやっている。だいたいこんな感じの絵になるだろうと思って、眠りにつき、朝、起きると、意外と予想から外れた表現になっているケースが多く、面白い。このキカイが、ただ慌ただしく仕事に行く準備をするためだけの時間だった朝に、わずかながらでもそういう楽しみを与えてくれ続けると良いと思う。またすぐ飽きてしまうのかもしれないが…。

なお、絵の右下にぶらさがっている「楕円テンプレート」はただの重りで、何の意味もない。

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