このブログのコメント欄のアイコンにも使用しているidenticon、およびjared tarbellのNine Blockあたりの幾何学的パターン生成技法とカッサンドルの作った書体Bifurのオーナメント(活版印刷時代の飾り枠)パターンあたりから着想を得て、自動オーナメント生成プログラムを作った。いくつかの基本モジュールとなる図形をデザインして、それらをランダムに選び出し、規則的に並べていくことでパターンを作り、それを四角く配置していくことでオーナメントが出来上がる。

手作業でやっていたら死ぬような作業だが、例によってプログラムを組めば一発で多様なパターンを生成することが出来る。例えば上記の画像のように、ネームカードなどを作るときに一枚一枚すべて違ったデザインにすることが簡単にできるようになる。単純な仕組みだが、「一品モノの大量生産」という、Computer-Aided-manufacturingならではの一例となると思う…。(特に意味ないが、サンプル画像にはバウハウス関連の人々の名前を記載してみた)

カッサンドルの作った書体Bifurのオーナメント部分の見本帳…