前回作成したタイルパターン生成システムに少し変更を加え、模様にランダムで色が付くようにした。生成されたパターンの中から適当に何種類かを選び出して、実際にタイルとして空間に並べてみた様をシミュレートしてみた。

単一のプログラムから作られたにしては、わりあい幅のあるバリエーションを作ることができたかなと思う…。こういうデザインを考える際に、ゼロベースからひたすらバリエーションを考えていくのではなく、最初は自動生成で100個でも1000個でもパターンを作り、その中から良さそうなものを選んでいき、それをブラッシュアップしていくというスタイルはなかなか面白い。時間の短縮になるだけでなく、自分で発想できない組み合わせや配色が得られるので、発想が展開しやすくなる。自分の手癖から少し抜け出せる…。何よりモチベーションが持続する。バリエーションをひたすらスタディしていくというのは体力を要するから…。

ちなみにこれらのパターンは、単なる抽象図形以外の要素も入れていくともう少し面白くなるかもしれない。このままだと少し退屈だ。