今日は一日中眠かった。たまにこういう日があるが、朝から晩までずっと異常なくらいの眠気が続いてしまう。眠り病ではないかと疑いたくなるほどに、眠くて眠くて困る…。

これらの線画は、クレー的なやり方で絵を描いてみるテストの初期段階のうちの一つ。マウスで引いた線が勝手に、実線、破線、ゲジゲジ線、ボコボコした線、3重線の5種類の線にトランスフォームしていくというツールを作って、適当に書いた。ここでメモするクレー的なやり方とは、だいたい以下の通り。

①さまざまな方法で線を描く。点が動いて線になり、線が動いて面になるように、動きと、それを司る法則を適当に思いつきながら書く。例えば、線をところどころ2重か3重にしなければならないという法則を作ったり、1cm動かしたら二股に分ける、という法則を作ったりして、描く。途中で他の動きを思いついたらそれもバンバン試す。

②長時間やっていると、やがて線が、自分の意識下から離れて、動きを有機的に変化させる自律した生物のようになってくる。手が脊髄反射的に、線を生成していくような感じになる。

③そのように、手と眼が分離した状態になったら、今度は、手が自動的に生成していく線の中から、「街並みに見えるような部分」とか「人の顔のように見える部分」とか、あるいは「何となく面白い形になっている部分」とかを発見していく。手はひたすら生成を続け、眼がその膨大なスタディの中から、何かをセレクトしていく。生物の進化と淘汰のように、作業をする。

④セレクトした部分を構成している線の要素を分析・解析して、その線を作っているシステムを抽出する。

⑤抽出したシステムを使って、さらにその亜種のシステムが出来ないか試す。

⑥最終的に出来た画像に、少し具体的な名前をつけてキャッチーにしておく。抽象的な線の運動でしかないものが、言葉によって、鑑賞する人の頭の中で豊かなイメージに広がるようにするために、タイトルも重要。

今回のこの線画は、①のはじめの部分のみを自動化できないかと試したもの。上記プロセスを全て自動化するのは難しい。例えば自動作曲システムとか、自動お絵かきロボットとか、先駆者たちが様々な試みをしてきているが、自分は、全てのプロセスが自動化される必要はないと思っている。重要なのは③と④の部分、つまり有象無象のなかから何かを発見したり、選択したりする部分だと思う。ここ以外は全て自動化出来ても良いような気がしている。それでも難しいが…