下記の記事中にも記しているが、絵を描くシステム:vertical plotterは完全にオリジナルなものではない。回路の構築、プログラムは全てゼロから作成しているが、仕組み自体は、前からさまざまな人たちが構築してきているものだ。

Der Kritzler(窓に機械を貼り付けているところが新しい。このように機械で絵を描くことは、成果物である絵だけでなく、機械が生き物のように、自律して動きながら絵を描いていくという、そのプロセスそれ自体を含めてエンターテイメントであるということを、透明な窓に貼り付けるということで、よく表している。)

as220 Drawbot(このプロジェクトは、ただ与えられたデータを描き出すだけでなく、自動でランダムな図像を生成することも試行している。とても面白い。機械とプログラムをパッケージングして販売しているところも面白い。)

polargraph(描画の仕方が単に直線の集積になっておらず、円を描くようなレンダリングシステムで面白い。このプロジェクトも、マシンの販売を行っているようだ。)

hector(そして、これらのプロジェクトのおそらくパイオニアであり、最も有名なプロジェクト、hector。パイオニアでありながら、画材がスプレー缶であること、主に建築物の壁面などをキャンバスにしていることなど、オリジナリティが圧倒的に高い…。)