茶葉
2007年12月16日 00:00 T
|
個別ページ
|
コメント(3)
先日、渋谷のユーロスペースでやっているチェコアニメーション映画祭を見てきた。映画祭と名乗っているだけあって、全部で32作品もの作品が公開されているのだが、全部を一度に見ることは出来ず、作品のジャンルごとに4つのプログラムに分割されて上映されている。今回はナンセンスプログラムと名付けられた9つの小品を見てきた。
ナンセンスというので、無意味でシュールな、幻覚キノコみたいな感じの作品群かと思ったけれども、主に社会批評を主題に据えた作品が多かったように思う。作られた時代背景もあってか産業機械や商業主義をニヒリスティックな観点で眺めていた。
ユーロスペースの近くを歩いていたら、とある壁面にはりつけられた石タイルのひとつひとつに、無垢な笑みをたたえた表情があるのを見つけた。ネオンがちらつき、何かに勝ったみたいな顔をした人々が道行く夜の渋谷の歓楽街に、子供のようなニコニコ顔が整然と並んでおり、気持ちよく馬鹿にされているみたいでおもしろかった。
最近のコメント
T on 茶葉: たくさんコメントどう
クラフト on 茶葉: 自分は24日も朝から