造形発見シリーズ

2008年1月15日 00:00 T |個別ページ
nezumi01.jpg今日歯医者で親知らずを抜いた。ここのところ上あごの右奥歯がずっと痛んでおり、舌の先で触れても確かな陥没の感触があったことから、これは虫歯だと確信し、重い腰を上げ近所の歯医者へと向かった。
しかし歯医者で診察を受けると、確かに虫歯には違いないがこれは親知らずの虫歯だから、(治療する事もできるが)この際もう抜歯してしまったほうが良いと言う。よもや歯を抜く事になるとは思っていなかったので、急に緊張してきて心臓がばくばくといいだした。
とはいえせっかく来たのだし、おめおめと逃げ帰るわけにもいかないので抜歯をお願いした。自分はすでに抜歯の経験が6本近くあるので抜歯に対してそこまでの不安はないのだが、かつて抜歯した際の麻酔注射の傷みはとても鮮明に覚えていたので、それがからだをこわばらせた。
歯医者特有のあのリクライニングシートが倒れ終わると、先生は間髪入れずに作業に取りかかってきたのだが、なぜか麻酔注射がほとんど痛くない。見ると先生は謎のハンドドリル風の麻酔注射マシンを使って麻酔注射をしており、それの効果なのか傷みがほとんどなかった。あれーと思っている間にポキリと抜歯も終わってしまい、拍子抜けするくらいあっさりと親知らずは取り除かれた。のちに医院のHPで調べたところ、あの注射マシンは注射針を差す速度を一定に保つための機械らしく、そのおかげで注射の痛みをかなり軽減できるという。あれはよいマシンだった。