アジフライ 03

2008年2月28日 00:00 T |個別ページ | コメント(3)
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ひと月ほど前の事になるが、下北沢のシネマアートンという映画館で、「カメラになった男 写真家 中平卓馬」というドキュメント映画を観てきた。

純粋な記録者としての人間の姿というものを初めて見たけれど、こんなにも軽やかなものなのかと思った。
だけど、急性アルコール中毒で倒れた1977年からまっとうに記憶を維持する事が出来なくなっているため、「写真はcreationでなくdocument」という彼の主張は決着がつかないまま、宙ぶらりになっているようで、映画の中で何度かある彼の追想の語りの中の、前後の文脈に全く無関係に何度もはさまれる「…走ってた…走ってたんだ…」という単語が唯一、ひきずるような重さを感じさせた。

--コメント(3)

坪根 :

私は坪根ではありません。

此処の写真は全てTくんが撮ったものですか
どこぞのHPから失敬したものもあるんでしょうか

2008年3月 8日 20:37

坪根 :

その節はお誘い断ってしまってすまん。
自分は「おそいひと」に興味があるよ

2008年3月 8日 20:39

T :

坪根さんは局さんの兄弟ですか。

ここの写真はそうです自分が撮ったものです。家の周りを気のままに散歩して、ついでにカメラに周りのものを収めました。

そして「おそいひと」調べてみました。
確かに興味深い映画のようだね。
これを見たら新しい何かを肯定できるようになるだろうか。それとも何かを否定するようになるかな。

2008年3月10日 21:13


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