ポーニョポニョポニョ魚の子

2008年8月14日 00:00 T |個別ページ | コメント(1)
in_forest.jpg干上がるような暑さの日が続いている。しかし時折雷をともなった夕立も降る。4月から8月前半にかけて、自分は、大学を離れて、とある外部の事務所に手伝いに詰めていた。そこでの生活はなかなかに過酷で、この何ヶ月間か、殆ど自分の時間が持てず、日々を振り返る時間もないまま、とにかく目の前の作業に忙殺される日が続いていたのだが、先日その作業がやっと終わった。
この期間中は、詳細は省くが、非常識で不条理なことが多くあった。さまざまな軋轢に常に両頬をこすられながらの作業となり、自分が背負う必要のないことも、いつのまにかずいぶんと背負わされてしまっていた。作業も終盤に差し掛かった7月の終わりのころには、自分がもはや被害者のような心境になっていることにも気付いていた。しかし自分には、ただただ手を動かし続けるほかはなかった。
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その不条理のためか、作業が終わってみても、達成感や満足感を感じるよりも先に、まず心を満たしたのは、解放されたという受け身の心情だった。この作業で生まれた成果物には、自分が主体的に決めたことも多く含まれているし、自分がコントロールした箇所も多々ある。しかしこの拭いきれない被害者のような気分は何だろう・・・。世の中に出るものの製作作業に関わった者として、いつまでも、被害者のような気分でいていいはずもないのに、この感情に整理をつけることが、未だ出来ない。

--コメント(1)

アッー :

アーッ。

2008年9月11日 21:40


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