カテゴリー別アーカイブ: 日常

ビール

同僚の人々との飲み会に参加。もろもろの話をして過ごす。

そのうち一人が、普段の帰宅時に、松本人志のすべらない話というお笑いの番組の録画を繰り返し聴いていると言っており、既に何度も聴いているが、それでも面白いと言っていた。

音楽や美術でも同じようなことがあるが、ある水準に達すると、内容というのが一切関係なくなり、表現そのものだけが核としてあり続けるようになる。何度も聴いているのであれば、話の内容自体は、既に覚えているのだろうから、つまらなくなるのが普通だが、声の大小や口調、間など、話術の表現そのものが面白いのであれば繰り返しても面白いのだろう。

Westminster abbey

Timeout(という各国の有名都市のイベントガイドのサイト)に掲載されていたクリスマス的なイベントに行こうとし、現地迄行ってみたものの、パッと見た感じ、雰囲気があまりにローカル感が強く、場違いな空気を強く感じたため、去った。

やることがなくなったので、適当に市内をふらついた。25日は有名観光地の一部の店以外は全ての店が休日になるので、この時期にこの都市を訪れる観光客も、必然的にトラファルガー広場などの有名観光地に集結する。多くの人がいたが、特に何かが行われている訳でもないので、皆、なんとなく所在なく見えた。_DSC9903-

一部の空いている博物館や、こんな日でも警備のため所定の場所に立っている必要のある衛兵などが格好の被写体となっていた。

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なんとなくウェストミンスター寺院の中に入ったことがなかったので、行ってみたらちょうどクリスマスミサの時間だったらしく、予期せず昨日に引き続きミサに参加することとなった。昨日のものにくらべ、時間が短めで、かつ参列者が声を発したり歌ったりするところが極端に少なく、やや退屈ではあった。

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とはいえ、何もなく終わるはずだった一日に、何らかの達成感が与えられたので、良かったのかもしれない。

_DSC9921-スマートフォンの自分撮り棒(セルフィー棒という)も本当にメジャーな存在になった。このような人ごみでも威力を発揮する。

Champions league

同僚Tk氏に誘われ、こちらに来て初めてサッカーの試合というものを観に行った。イギリスのChelseaとドイツのSchalkeの対戦で、場所は家から割と近い、Stamford Bridge Stadium(というチェルシーの拠点となるスタジアム)にて行われた。何の下調べもせずにひょこひょこと付いていったので、今日の試合がチャンピオンズリーグという事すら知らなかった。席は一階席の一番奥で、二階席が大きな屋根のようにかぶさっているので、身を屈めないと向こう側のゴールを見ることは出来なかった。

_DSC5179 _DSC5180 _DSC5181 _DSC5185 _DSC5188 _DSC5196どちらのチームにも何の思い入れも無いが、基本的に周りは地元チェルシーのファンばかりであったので、勝利の際に彼らがどう反応するのか見たく、チェルシーが勝つと良いなと思っていた。しかし惜しくもチェルシーに点は入らず、シャルケがゴールを決め、周りにいたティーンエイジャー達のFuck!がこだまするのみだった。

その後食事をして、歩いて帰宅した。後に調べたところによると、チェルシーは我々が会場に入る前の、前半の早い方で既に点を入れていたらしく、今日の試合は負けではなく引き分けだったようだった。我々の席の位置からは得点表示等、一切、目に入らなかったので知らなかった。

こちらにいる間に、いくら普段は興味が無いとはいえ、一度くらいサッカーの試合を観ておきたいとは思っていたので、良かった。ボールの廻り方もスピード感があって、楽しめた。

今週はいろいろと忙しかった。短期間で複数のものを量産し、それらの印刷物がオフィスの作業机の上に散乱していた。墓場のように意味がなくて、美しい気がした。

Hyper Japan

「ホンモノの日本カルチャーイベント」を標榜するHyper Japanというイベントに行った。チラシにはFood, Technology, Fashion, Games, Film, Music, Anime, Manga, Cosplay, Art and moreとある。ホンモノの、とはもちろんこの場合、茶道や能などの、トラディショナルな和風を指すものではない。 _DSC4181 盛況の会場。妙な外国人達の巣窟と化す。 _DSC4179 初代ドンキーコングをプレイする人。 _DSC4180 13インチくらいの小さいブラウン管TV(テレビデオ)で、今は亡き任天堂ゲームキューブ4人対戦に興じる人々。おそらくこのエリアのコンセプトは「レトロゲームを楽しむ」なのだろうが、ゲーム機だけでなく、あえてテレビまで当時の雰囲気に戻すあたりがこだわりを感じる。 _DSC4183 KAWAIIカルチャーを紹介していた、もしもしにっぽんブース。この文字の描き方はすごく面白い感じがする。 _DSC4188 数多くの日本酒を扱っていたSAKE EXPERIENCEのブース。 _DSC4191 たこやき等。たこ焼き型で忠実にたこやきを焼いている店はひとつも無く、皆、既に球状に成形された冷凍たこ焼きを揚げて作っているようだった。同行のW氏の購入していたタイヤキはタイヤキ型で作っていたようだ。 _DSC4192 ヤンキー髪型の子供。こういうところまで日本を再現してきているとは思わず、客のレベルが高い事がわかる。 _DSC4195 任天堂の販売するルイージの帽子。なぜかマリオよりルイージを推していた。 _DSC4197 _DSC4198 武器屋で刀を見定める人々。 _DSC4201 コスプレイヤーの人々。ヨーロピアンがやると、顔立ちのせいで、より、それっぽくなるような気がする。参照元をあまり知らないので、本当にそれっぽいのかどうか知らないが…。 _DSC4204 カラオケバトルのようなものもあり、この女子はきゃりーぱみゅぱみゅの曲を熱唱していた。日本でもメジャーなカラオケ機器のDAMが機械を提供していたようだったが、採点が、87.695点、など、少数第三ケタまではじき出すシステムになっており、意味なく細か過ぎるような気がした。 _DSC4206 人気のあまり無い、トイレ付近の閑散としたエリアで空手の演舞を始めた人々。おそらくここは待機所で、ステージでの本番前の練習ではと思われた。 _DSC4215 着物を着ている人。ひとりで着物を着るためにはある程度の修練が必要と聞く。 _DSC4217 _DSC4222   会場で配っていたTimeOut誌の東京特集。まだパラパラと眺めただけだが面白そうな内容だった。_DSC4220帰宅後、夕食と涼をとるためにHoxtonにあるQueen of Hoxtonというパブの屋上テラスのようなところに行った。夕時で、良い感じの風が吹いていて気持ちがよかった。

The Blackfriar

from The Blackfriar’s website

帰宅後、Blackfriar駅のすぐ前にある、The Blackfriarという、昔の修道院の建物を使っているというパブに行った。前情報どおり、内装がかなり不思議な状態になっており、すごかった。決して量を多く飲んだわけではないが、ビールによって少しばかり気持ち悪くなり、遠い目をしながら帰宅した。年齢を経た事により、気持ち悪くなりやすくなっているような気もする。

ピクニック

自分の出身の大学のOB達で運営されている会の有志主催によるピクニック会に参加した。Hampstead heathの大きな公園で開催されており、参加者は主に小さなお子さんを連れた家族連れで、10人少々くらいの規模の心地よいものだった。この公園はなだらかな斜面が多く、風が良い感じに吹いていた。大学の先輩にあたるI氏と会い、一緒に参加されたその友人のT氏を紹介していただいた。こちらでの建築事情等、もろもろお話をうかがった。

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Wimbledon mill

日曜。今日は珍しく天気が良かった。家の前の道が閉鎖されており、何やら路上でパーティーをやっていたようだった。大胆に道を封鎖していたが、公式なものなのか勝手にやっているのか、謎だった。

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散歩に出かけ、Wimbledon common(という公園)内にあるWimbledon mill museumという風車の博物館に寄った。別にここを目的に来たわけではないが、あったので入った。

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この風車塔は約200年ほど前に建てられたものらしく、風車としてはそんなに古いものではない。建設当時は産業革命のただ中にあって、蒸気機関で挽かれた小麦が市場に出回り始めていたらしいが、このあたりに住んでいた一部の人々が、そんなマシンで挽かれた小麦は信用できないといって、昔ながらのやり方で挽いた小麦を食べるためにこの風車を建設したと、説明にあった。時代が動いていくときに、あえてその船から降りて逆走していく人はいつの時代でも一定数、いる。蒸気機関で回そうが風力で回そうが、科学的な味は変化ないと思うが、そのロマンによって味がどれほど変わるのかは、知らない。この風車はメインシャフトがはずされており、今はもう動かなくなっているので、もう二度とここの風で挽いた小麦粉が作られることはない。

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燃えたキリン

同僚と夕食をともにした。ロンドンブリッジの付近のイタリア料理屋でパスタ等を食べた。同僚と言っても、日本での同僚だったので会うのは1年ぶりくらいで、もろもろ積もる話を聞いたり話したりした。

11時過ぎにお開きとなり、歩いてウォータールー駅まで行って、そこから最寄りの駅まで電車に乗った。途中、店が閉まりきったBorough marketを通った。全ての店が閉まっていて、誰も人がいないのに、まだ活気が感じられるような気がした。このマーケットが日曜日、休みになるのを知らずに、先日、両親が来ていた際に案内しようとして連れてきてしまったのが思い出された。幸いにしてすぐそばのスペイン料理の屋台が営業しており、そこで昼食を取ることができたが。。

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