月別アーカイブ: 2015年1月

記録

朝起きて、そろそろ消費しないといけない雰囲気のパン類を全て食べた。その後…音楽をしばらく聴いていて、昼を過ぎて何か、雨も降っているし寒く、外にやはりどうしても出たくないと思い、意味なく布団に入ったところ眠ってしまっていて気付くと夕方で、豆腐を焼いて食べ、あとはどのように時間が過ぎていったのか分からない。今週は豆腐ばかり食べていた。豆腐をやや薄めに切り、焼いて、バターおよび醤油をかけて食べるというスタイルで定着した。毎週このような空白な日がやってくる。なぜ毎週で、毎日でないのだろうとも感じる。

円盤

昼には同僚の退職送別ランチがあり、職場の最寄りの町のピザ・エクスプレスで食事をした。ピザ・エクスプレスのピザは、スーパーで売っているものは食べたことがあったが、店で食べたのは初めてで、非常においしいことを知った。チェーン店だが別に安くもないことも知った。ピザはなぜあんなにおいしいのか…。たくさん皿が出てきたり、食べるのにたくさん器具が必要だったりしない。合理的で、早く、複雑さがなく、どのような具でも成立させやすい。とてもおいしい。

月曜

スーパーに寄って帰宅。豆腐などを購入。最近は頻繁に豆腐を焼いて食べている。何らか気に入った食品があると、それを飽きる迄食べ続ける傾向にある。いったん、凍らせた豆腐を解凍し、水分を絞ってから焼くことで、豆腐が肉のような食感になるとされている豆腐ステーキという調理法が存在しているのでやってみたが、別に肉ではなかった。食感は面白いものの普通に焼いた方がおいしいという結論になった。また、サバ缶について、いつもはオリーブオイルに浸かっているものを購入していたが、モロッコ風と書かれた、やや香辛料の利いたものも売られていることに気付き、購入してみたがそちらもおいしいと感じた。

ロッテ ホカロン

作業。

向かいの家の天窓から漏れる灯りの色温度が日々、微妙に違う気がする。近年は色温度を調光できるLED電球なども珍しくないので、そのたぐいの物を使用しているのかもしれない。かつて小学生か中学生の頃、部屋の蛍光灯が切れたときに、それまで蛍光色(白色)だったものから、電球色(暖色)の蛍光灯に変更されたことがあった。そのとき兄弟揃って「黄色い、黄色すぎる、全てが黄色い、赤い」などと不平を漏らしまくって、わずか一日くらいで、親に新しく蛍光色のものを買い直してもらうということがあったのを覚えている。暖色の方が目に良いという話もあるらしいので、そんなに強く言うほどのことでも無かったはずなのにと、後に申し訳なく思ったことも覚えている。だがそれ以降、暖色にトライすることが恐ろしく、自分は一人暮らし時にも、全て蛍光色の蛍光灯を選んできた。しかし今、意識していなかったが、今住んでいるフラットは全て暖色の電球しか使われていない。蛍光色縛りがいつのまにか解除されていた。

チョコバー

作業。SPAMむすびを作成しようとしたが、米を炊くのが面倒になり、中止した。代わりにパンにはさんでサンドイッチ的なものにして食べた。塩味が中和されて悪くない味になったが、積極的に買いたいと思えるようなものでないことは分かった。

明らかに日が長くなってきている。以前のように4時で真っ暗になっていることはなくなった。また、雨の頻度も減ってきているような気がするが、朝に雨が降っていることはやはりまだ多い気もする。

しばらく共に仕事をしていた同僚のひとりが退職することを先日知った。来週の末が最後の日になるようだ。出て行く人も多いし、新しく来る人も多い。氏が次にどのような仕事に就くのか知らないが、同じようなブロックを積み続けていくのが好きな人もいれば、ある程度積んだら崩したいという人もいた。崩したいのに社会的状況がそれを許さないという人も、積みたいのに崩れてばかりという人も、いた。仕事が氏の人生の重要度のどの程度の割合を占めていたのか、知らないが、そういえば氏と雑談をしたことが一度も無かったので、自分の想像力はそれ以上踏み込むことができない。

倫理

スーパーに寄って帰宅。今日もまたサバ缶を複数購入していたところ、隣にSPAM缶が置いてあり、食べたことが無かったので購入した。SPAMはソーセージの内容物を缶に詰めて固めたような製品。缶から出して5mm厚ほどに切り分け、焼いて食べてみたが尋常でない塩味で、一気にひと缶食べられるようなものでないことが分かった。

SPAMWIkipediaによるとハワイにはSPAM musubiというものがあるらしく、かなりポピュラーなものらしい。強烈な塩味を中和するために、米と合わせるのは理にかなっていると思われる。焼いて食べきれなかったスパムが何切れも残っているので、明日はこれを作成してみることにしようと思う。

Spammusubi1011

 

ヒントをくれ

作業とその他で一日を終えた。殆ど布団の上にいたといって良い…。渡英した際から、IKEA製のラップトップサポートと呼ばれるアイテムを常用している。下記のようなクッションとデスクが融合したような、廃人向けの商品で、10ポンドくらいした。画像のイスをベッドに置き換えると自分の休日の過ごし方になる。柄はこの写真のように派手な物ではない。

byllan-laptop-support-assorted-colours__0241098_PE381182_S4

Google translate

Google translateの大規模なアップデートがあったことを同僚氏から教えていただいた。(紹介記事:Gizmodo)Googleが以前に買収したWorld Lensの技術を使った、カメラを介して見た風景に映る外国語をリアルタイムで翻訳してくれる機能や、音声認識技術の向上にともなうリアルタイム会話翻訳などの機能がかなり向上したようだ。複数の同僚氏とともに昼食時に日本語、英語、ドイツ語、イタリア語などで実際に試してみたところ、もちろん完璧にはかなり遠いが、大まかに意味を伝えるというレベルでは全く問題ない精度があり、驚いた。おそらくこれらの技術が今後、Google glassや、小型イヤーピースなどに搭載されていくのだろう。

膨大な努力をともなって習得した特殊な何かをもつ能力者が、テクノロジの力によって一気に置き換えられ、一般化されていくのは避けることができない。(厳密には、そのような能力者は、その能力を習得する過程で、それ意外の関連能力や、その他の精神的な成長を遂げるケースが大半だと思うので、もちろん完全にその努力が無に帰るわけではない…。)自分がいま持っている多少の能力がなんらかあったとしても、いずれ何ひとつ特別なものでなくなるのだろうが、自分がそのようにサクサクと交換できる軽いものになることを想像すると少し心が軽くなる心地がする。

日曜

先日、水が階下に漏っていたらしく、修理された風呂場の状態を見に、大家氏がやってきた。パッと見て、すぐ帰っていった。

咳は夜になる頃には完全に出なくなっていて、治った。風邪の咳とは全く別に、何もしていないときに自分の唾液で自分でむせるという、加齢による咳はやはり時折、ある。

土日は完全に外に出ず、静養と自分の作業などしていただけだが、それについて特にどうこう思うことも無くなってきた。むしろこのような平穏をどのように他の日にも拡大できるかという事のほうが関心がある。人は基本的には他者と関わることで自己確認ができるようなつくりになっているが、他者とうまく関わることの出来ない場合は自意識を加速させるほかない。

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