月別アーカイブ: 2014年1月

外食

会社の人々とnew moldenにある韓国料理屋でチヂミ、焼肉等を食べた。いわゆる日本の焼肉のようなものをこちらに来て初めて食べた気がする。薄切り肉を買って来て、家でフライパンを使用して無理くり焼いたというケースはあったが煙により火災報知器が反応したので以後やっていない。庭、ベランダの類も無いので外で焼くわけにもいかない。窓から屋根にのぼることが不可能ではないので(現に先日、雨漏り修理の下見に来た業者が登っていた)、屋根で焼くという荒技も不可能ではないかもしれないが、実行に移すことは無いだろう。そもそも肉への興味が以前ほど無くなっており低温肉もしばらくやっていない。

ボートハウス

夜、Ye氏と川沿いのパブにて夕食を摂る。芋を主材料とするものを食べ過ぎて満腹になる。味はおいしいと感じたが自分はだいたい何でもある程度おいしく感じる。

Thurston Moore

業務後、Cafe OTOに行ってSamala lubelskiというバイオリン奏者とThurston Mooreの演奏を聴く。最初にそれぞれふたりがソロで演奏し、最後にふたりで合わせるという流れだった。

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この人はバイオリンにディレイやらピッチシフターやら何やらエフェクターを複数つないで、弦の擦れるノイズをやたら増幅したような音をキュラキュラキュラキュラひたすら出していて面白い演奏だった。

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サーストン・ムーアのほうは始めて生で観たが、背のやたら高い初老の男性が、ちょっとだらりとしたジャケットにブーツを着て現れ、ジャガー(というフェンダー社のギター)をケースから出して肩にかけた瞬間に、不意に心を直撃する何かがあり、一切演奏が始まっていないにも関わらず、非常に格好良いと思った。年をとっても、オルタナティブロックに憧れていた時分の何らかが自分の中にまだ残っていたのではと思う。

演奏自体も、期待していた通り、うなるような轟音のギターノイズを駆使して緩急ある音を出しており非常に良かった。

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今日は満員で座れず、立ち見で見ていて、さらに意味なく重い荷物を持っていたので、途中から疲れが来た。こういう実験音楽をよく聴きに行き、「面白かった」という感想を良く書き記しているが、正確には全演奏時間のうち、面白い時間が3割くらいで、7割くらいは曲が長過ぎて退屈している時間というケースが多い。それでもその3割が面白いので、好きで何度も演奏を聴きに足を運んでいる。ちなみに今日のサーストンムーアは、ずっと面白かった。

火曜

午前中はロンドン市内で打ち合わせがあり、午後はオフィスに戻って作業をした。帰宅後、作り置いて冷凍してあったシチューのような何かを食べる。

帰宅。最寄り駅のそばにwaitroseが出来たので、そこで購入したムール貝を食べる。既に調理済みのやつでただ温めればよいだけのもの。味は非常においしい。

hardcore

会社の同期だったYe氏が業務でひと月程、イギリスに滞在することになり、今日はロンドンの街を案内した…。

帰宅後、作り置いてあったシチュー風の何かを食べた。今日はいつもより少し寒かった気がした。

Come on die young

Royal festival hallにmogwaiのライブを観に行った。前座はClinicという、メンバーが全員、医療用の手術服とマスクをしているバンドだった。昔、音楽雑誌で、Radioheadの前座を努めていたと読んだ記憶があるが、演奏を始めて聴いた。出で立ちから、何らかグロテスクな曲でもやるのかと思ったが、以外と良い感じのインディーロックだった。手術服を着ている必然性が全く感じられないところが良かった。途中少し眠り、モグワイに備えた。(写真はClinicのサイトより借用)

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モグワイは音もでかく、非常に素晴らしい内容だった。実はチケットを正規ルートで購入出来ず、どうしても観たかったので転売サイト?のようなもので割高のチケットを購入したのだが、そうまでして聞きに来て良かった。すさまじいノイズの音圧により耳鳴りが止まなかったが、非常に満足して家路についた。

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マジパネー

オフィスでひとりネットラジオ的なものをかける。良い曲がかかるたびに心のなかで、この曲パネーと思いながら作業をしていた。最近、パネー(若者言葉:半端でないの超短縮形)という言葉がなぜか妙に気に入っていて、自尊心があるので人前で口に出すことは絶対にないが、心のなかではよく使っている。流行ったのはずいぶん昔なので既に死語なのかもしれないが良く知らない。

興味のなさ

下階から何かドタバタした音と、何か言い争っているような声が聞こえた。物を投げつけなければ気が済まないほど、人と争う状況を経験したことがない。自分は以前、いきすぎた多様性容認派だったので、頑張って自己主張しなければならないほど、人と関わってこなかったのかもしれない。

数の圧力

今日はあるユーザーテストのようなものに突然、同席する必要に迫られ、ロンドン市内に行った。面白かったには面白かったが、帰りの電車内で、「自転車置き場の議論」として知られているパーキンソンの凡俗法則を思い出した。せっかく参加したので自分もいくつかべらべら意見を述べたが、この調査自体の立脚点がすでに怪しかった気がする。

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