今日はずっと眠気がとれず、一日中、ほとんど眠っていた。日中もさんざん眠っていたのに夜も通常通り眠ることが出来た。1週間ほど前に、偶然、砂糖を断つと眠気が取れるというネット記事を見てから、甘い物を殆ど食べないようにしていたがあまり意味ないようだ。1ヶ月、2ヶ月と続けていくと違うのかもしれないが…
月別アーカイブ: 2014年11月
2014-11-29-土曜日
Sigmar Polkeなど
Tate BritainにLate Turner展(ターナーの後期の作品を集めた展覧会)およびTurner Prize 2014展(今年のターナー賞受賞作品の展示会)を観に行った。
Tate Britainには常設の充実したターナーの展示部屋が既にあるので、Late Turner展で初めて観た絵でも、特別、未知な何かを観たという気にはならなかったが、後期の、殆ど抽象画に近い淡い光の絵画群は、いつみても凄まじいきれいさだった。水彩のスケッチも多く展示されており、水彩だとあの淡い光の感じが更に素朴な感じで出ていた。完成品の油彩になると、少しドラマチックすぎると感じることもあるが、水彩だと、ほど良くなる。
Turner Prize展のほうは、Ciara Phillipsというシルクスクリーンを用いた巨大なプリントを部屋中に敷き詰めた作品が良かった。他のものは良くわからなかった。わりとサクサクと見て、部屋を出た。
会場を出たところには、来場者がこの展示会へのコメントを書き込むボードがあり、面白いことにそれぞれのコメントに対して、全てTateスタッフによりレスがつけられていた。最も大きく太い文字サイズで書かれていて、目立っていたコメントは、「MUM I AM GAY!!」という展覧会に一切関係ない叫びで、それに対し、「誇りを持て、皆にシェアしろ」というレスが書かれていた。
更にTate Modernに移動し、Sigmar Polkeの回顧展を観た。
基本的に何かの上から何かを描くという手法を好んでいたようで、既成の布だったり、写真だったり、あるいは透明なフィルムだったり、ビデオだったり、あらゆる素材に落書きのようなスケッチを書きなぐりまくった生涯だったようだ。この人の展覧会は、数年前に上野でみたことがあったが、その時の展覧会は上の「不思議の国のアリス」という作品を中心に構成されていて、キッチュなパターンやドット柄、ちょっとかわいい色使いなどの印象が強かったので、何か幻想的な作風の作家なのかと思っていたが、どちらかというと確信犯的なポップアートに近い、ひたすら視覚的ショックを追い求めた奔放な作風だったようだ。当時、そのような作家は他にも大量にいたと思うが、多くの場合、きれいな芸術からの反動で、汚く重い画面を作りがちだったトレンドの中で、この人はやはり色とパターンの選択のセンスが洒落ていたため、「無邪気な人」という最も自由で便利なポジションにいられたのではないかと思われた。
テムズ川周辺はクリスマスマーケットが多数、出ており、多くの人で賑わっていた。自分は特に何も買う物は無かったが、様々な人がそこかしこで楽しそうにお菓子を買ったり、ピクルスを買ったり、飾り物を買ったり、何か木彫りのカゴのような物を買ったりするのを、しばらく眺めていた。
2014-11-27-木曜日
豆腐
帰宅。肉豆腐的なものを作成し、食べた。月曜に何となく豚肉の薄切りをやや多めに購入したことにより、月、火、水と全て夕食は肉うどんとなっていたが、今日の肉豆腐で、豚肉は終了した。連続で似たようなメニューを作っていると、日ごとに調味料の加減が分かってきて味が向上するのが分かり面白い。
2014-11-26-水曜日
Norberto lobo
2014-11-24-月曜日
半分空気
今朝は車の窓ガラスが凍結しており、氷を溶かすのに数分を要した。
業務後、スーパーに寄って帰宅。肉うどんらしき何かを夕食用に作成した。
2014-11-23-日曜日
小麦粉
日曜。今日も雨がずっと降っていた。
キッチンの片隅に小麦粉があるのを見つけ、存在を忘れていたのでそれを使って何らか作成しようと思い、小麦粉団子にした。抹茶もあったのでそれを混ぜ込み、牛乳で甘く煮るという作戦でやったが、それなりにおいしいおやつになった。先週だったか先々週だったか、会社で出張者のかたがキンツバをお土産に購入してきてくれており、それを食べて以降、日本風な味の甘味が食べたい気分になっていた。関係ないが、キンツバについて、ヨーロッパの人々には小豆(Red beans)の味は基本的に受け入れがたいようで、変な味だと言っていた。
ここ数週間で気持ちがすっかり冬の体制になり、休日は読書、作業などして過ごすことが多くなった。
2014-11-22-土曜日
雨
土曜。どんどん日記が単調になっていっている自覚はあるが、今日も作業、調べもの、読書等で一日過ごした。この場合、作業というのは、別に仕事を家でやっているわけではなく(そういう時もあるが)、個人的な制作や新しい技術、ソフトウェア等を試していることが多い。外に出て何かしているのも気分転換になるが、それ以上に、何らか、普段つくっていないものを作っている時が気分転換になる。極度に飽きっぽいので、興味をぐるぐると循環させる必要があるからでもある。
他には意味なくギターの練習を2時間くらいしたりした。夕食用に気まぐれで購入したスモークチーズが妙においしく感じられたので、更に意味なく薫製の作り方みたいな動画を延々と見続けたりもした。誰かが何か作っている動画を見るのは実は好きで、意味なく良く見ている。全て特に意味は無いので続けられる。
2014-11-16-日曜日
Peacock
昨日に引き続き、弟と観光に出る。ロンドン市内は昨日一日でけっこう見たので、今日は少し遠出して、世界遺産でもあるキューガーデン(キュー王立植物園)に行った。冬期なので入園料が半額近く安くなっていた。しかし事前にネット予約したものの、お金を払ったのに、システムのトラブルでe-チケットが発券されず、電話でもろもろ抗議したものの、チケット管理会社が違うので対応できない、エントランスでもう一回チケットを買ってそのレシートを管理会社に送ってくれれば返金するなどと言われ、仕方なくもう一回買った。しかし行列などは一切無かったので良かった。
ボンサイハウスなどを見る。
パームガーデンなど。
クジャクがベンチに座っていた。クジャクは英語でPeacockというが、東京に居た頃、良く利用していた同名のスーパーマーケットの印象が強すぎて、クジャク本体のイメージと結びつかず、うまく覚えられない。
キューを散策した後、近くのサンデーローストがおいしい(らしいとネットで調べた)店に行った。繁盛しており、前評判の通り非常においしかった。野菜類も非常に柔らかく、甘い感じでよかった。
その後、更に車で30分程の、ウィンザー城に行ってみたものの、まさかのこの日は15:00で城が公開終了だったらしく、中に入れずに終わった。下調べが不十分で弟には申し訳なかった。
ここがロイヤルな街だよなどと説明しながら街をぶらついた。近くにあった、イートン・カレッジという、後の首相を十数人輩出しているイギリス一番の名門校(中高一貫校)にも立ち寄り、雰囲気を楽しんだ。
ウィンザーですることがあまり無くなったので、その後、弟が自分の勤務する会社をちょっと見てみたいというので、そこまで行って会社正面で写真を撮ってもらう等、した。休日に会社に来ることはあまりないので、不思議な感じがしたが、毎日来ている場所ですら、普段と違う文脈で訪れると新鮮に見えて面白かった。
その後、最近わりと良く行っているピザ屋に行った。ここのピザは何度来ても美味しいと思う。たいがいピザという物はおいしいものだが、ここのは特によい。
弟は明日からまたイギリスを北上しスコットランドに行くという。朝が早いので、早めに帰宅して休んでもらった。ここに泊まるのは今日が最後だが、イギリス国内には来週末まで居るとのこと。がっつり各地を廻っているようで、特に北の方は自分もあまり行ったことが無いので、すでに自分より詳しそうだ。
2014-11-15-土曜日
BIG BUS
今日は弟と観光に出かけた。前に両親が来た時と同じように、乗り降り自由のロンドン市内の周遊観光バスを使って、ビッグベンやタワーブリッジ等の主要な観光名所を廻りつつ、Borough MarketやショーディッチエリアのSpitalfields MarketやBrick Lane等も廻った。弟の希望でOxford CircusにあるBBCの本社も観に行った。食品のマーケットであるBorough Marketは、両親を連れてきた時は日曜で店が出ておらず、残念だったが、今回は賑わっていた。あの時は運良くマーケット脇のスペイン料理屋がやっており、屋外の席でパエリヤ等を食べたが、今回も同じ店でほぼ同じような席で昼食をとった。おいしかった。兄夫妻も連れてこられると良いが…。
弟はアジア等はよく旅行していたが、ヨーロッパに来ることは初めてなので、町並みの洗練具合などにいたく感動していたようだった。いつの間にか日常と化してしまっていた…。共に行く人が変われば見え方も変わり、久しぶりのロンドン観光で楽しかった。
夕食は自宅近くの中華料理屋へ行った。ここは20ポンドくらいのコース料理でこれでもかというくらいに料理が出てきて、どれもおいしいので、お腹がいっぱいになった。