今日は引っ越し荷物開梱の際に発生した、大量の空ダンボールを引き取りに来てもらうために、朝から家で待機していた。3時過ぎに業者が来て、引き取っていってくれた。これから出かけるにも微妙な時間で、結局夕方まで部屋の掃除などをして家にいた。
夕食に、会社の人に薦められた近所の寿司屋に行ってみた。やはりどうしても値が張るが、味はおいしかった。回転寿司以外の寿司屋に一人で入った記憶が無いが、もしかしたら人生において初めて単独で寿司屋に入ったのかも知れない。でも以前にも、そう感じたことがあったような気がするので、忘れているだけかも知れない。店は非常に繁盛しており、店員の方々がせわしなく動いていた。自分は未だに、ゆっくりとひとりで食を楽しむというのが苦手で、ふだん家では、だいたい本やiPadを高速で見ながら食事をしているので、寿司のような、間を置きながら出てくるような類の食事だと、そのインターバル時間に何をしていればよいのか分からなくなってしまう。間を埋めるためにアルコールは効果的だろうが、まるで作業のようになってしまう。かつて、フランス料理屋かどこかで、コース料理の合間合間に、文庫本を読んでいる人を見たことがある。その時は、それが一般的なマナーの観点から、やや奇妙なものに映ったが、自分も同じ種類の人だと、感じた。