White Cube

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雨の振る中、WHITE CUBEといギャラリーに行く。内部が写真を撮れなかったのだが、名前の通り真っ白な巨大空間を有したギャラリー。Sarah Morrisという画家の展示をやっており、以前、ロンドンに滞在していたときによく利用していた駅の構内に作品が掲示されており、名前を覚えていた。

from white cube website

またMarcius Galanという作家の展示も並行して行われており、white cubeの大空間を活かしたミニマルな展示できれいだった。ミニマルなものは余白が無いと美しさが発揮されないので、こういう大空間のギャラリーで作品を見るのは気持ちがよい。作品を体感している感じがして、せっかく足を運んだかいもあったと感じられる。画集で見ても、実物で見ても印象があまり変わらないものでなく、明確に迫力の違いを感じられる。。以前にニューヨークに行った際に訪れたDia:Beacon美術館も、凄まじく巨大な空間にミニマルに作品が配置されていて、気持ちのよい空間だった。ただのがらんどう空間に、いくつかの彫刻があるだけで、窓から差している光が妙に美しいように感じられたり、空間に奥行きが感じられたりして素晴らしいものだった。

from white cube website

その後さらにDesign Museumに足を伸ばし「The Future is Here」というデジタルファブリケーション関連の展示会、および「Extraordinary Stories」というデザインミュージアムのコレクション展のようなものを見る。

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資本主義の超克という派手なコンセプトを掲げる、オープンソース3Dプリンタの先駆けRepRapのMendelモデル。

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人間には出来ない超正確な組み立てを可能にするロボットハンドのKUKA。

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レーザーカットされた木材を組み立てて、誰でも安価に家を造れるようにしようとするWikiHouseプロジェクト。

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Extraordinary Stories展ではいくつかのイギリス公共機関のデザインが展示されていた。現在のイギリス硬貨のデザイン。全ての硬貨を揃えると紋章の図案になるようになっている。これは秀逸な発想だと思う。。コンセプトでなく既に発行されている現在のデザイン。

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British Railのデザインガイドラインなども展示されていた。タイプフェイスはHelveticaに似ているが少し違う。特に数字類がより直線化されているようだった…。

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交通標識などに使われているタイプフェイス、Transport。

いろいろ見て疲れたが、スーパーに寄って帰宅。

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