月別アーカイブ: 2015年8月

Unreal Engine 4

今日31日は祝日で休みだったので、3連休だった。全体的にあまり天気が優れなかった。ほぼずっと作業と調べ物をしており、ほとんど机の前にいた。自分は割とまとまった時間が取れると、なんらかの新しいソフトウェアをいじり始めるという非常にインドアな傾向があるが、ここ一月近くはずっとUnreal Engine4というゲームエンジンをいじっている。これは基本的にはゲームを作るための総合的な開発ソフトなのだが、ゲームは映像、音楽、インタラクションの複合体なので結果的になんでも作れるような複雑なソフトになっている。ゲーム機も持っていないし、普段ゲームは全くやらないのだが、そのゲームエンジンで生成された映像がやけにきれいで、しかも最近それが無料化して誰でも使えるようになったというので、何故か心掴まれるものがあり、衝動的にダウンロードした。やたら複雑なので最初はほとんど意味が分からず、ひたすらドキュメントや解説のビデオチュートリアルなどを見続け、なんとなくソフトウェア全体の設計と機能が分かり始めてきたような気がするが、原因不明の問題に頻繁にぶつかり、そのたびに何時間も解決法を調べ続けていて、かけた時間の割には、あまり作業は進んでいない。

そもそもコレを使って作りたい何かがあったわけではなく、ソフトウェア自体に関心があったため、作り方を覚えてはいるものの、その結果それがどこに向かっているのか自分でも全く分かっていない。ただ事実として既に自分はこの作業に数十時間を使っている。

日曜

作業など。日が少しづつ短くなってきている。一日中、窓際で作業をしていたので、日が昇り傾いていくのが、よくわかった。今更わかるような事でもないが、とにかくそのように思った。

SPIN

Covent gardenにあるMagma booksという書店で、SPINというデザイン事務所のちょっとしたポスター展のようなものを見た。幾何学的かつ簡素なモチーフ、スイス的なグリッドシステムのレイアウトを多用していて、作風が好きだったので、行ってみた。展示会というには数が少なすぎたが、それでも個々の見た目は非常に強く、良かった。紙面の全体的な強さを作っているのはやはりタイポグラフィの良さに尽きるように思われたが、使っている図形それ自体も、限りなく無個性に近い雰囲気で、さらに、作為を感じない直接的なレイアウトで配置されていて、良かった。SPINはUnit Editionsという出版活動もしており、今回はそこで出版されたほぼすべての本を眺めることができ、なかなか置いてる本屋がなく、見られていなかったものが多かったので、良い機会となった。

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fron Unit Editions website

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ネコ

帰宅。今日は久しぶりに良い天気で、汗ばむ陽気だった。夏だが、普段は毎日、肌寒く、他国から来た人々は皆、夏が全然来てないのに冬が来ると、不平を述べているが、ある意味では過ごしやすく、自分は割と気に入っている。明日は暑くなるようだ。

サザンオールスターズ

同僚の一人が会社を去った。故郷のセルビアに帰るという。わざわざ挨拶に来てくれたので、協働したいくつかの作業が思い出された。仮に、自分が会社を去るとしたら、自分もその同僚のところに挨拶にいっただろうが、その逆を信じることはとても難しい。

人との関わりにおける連続性が難しいと感じるようになり、ある程度の年月が経った。今日、仲良くしてくれた人が、明日も仲良くしてくれるとは限らないし、今日、信頼されていたとしても、明日も信頼されているとは限らないだろう。何らかが積み上がると、何らかの関係性が維持できるものと考えると、シンプルでよいのだが、実際は、どれだけ積み上がっていても、崩す作業は一瞬のうちに行われるので、あまり問題ではない。すべてが一過性のもののように感じ、たとえ毎日のように顔を合わせる人でも、その日その日、最初に声を交わすその瞬間まで、どんな関係なのかは分からない。実際、そのようなランダム性は、いたって日常的なことで、普通、そこを過剰に意識する必要はないものだと頭ではわかっているのだが、何らかの不明瞭な要素が、過敏に反応する。

クッキー

日記に記す価値を一切感じないのだが、今日も作業などをしていた。ドキュメントを読み込むためのまとまった時間が取れるのは週末だけなので、集中的にいく。普段、従事している仕事とは関係のないものなので、ある意味では休息になっている。集中的にいったと思っていたが、人から教えてもらったキングダムという漫画がふと気になり、数冊をkindleで購入、読みふけってしまった。確かに面白かった。普段からkindleは漫画を読むのに恐ろしく役立っている。たいがいいつでも何らかの無料本セールをやっているので、全く興味ない適当な漫画を適当に読み漁るという無益な趣味を持っている。

マンボウ

作業などを行う。1日のほとんどの時間を、ソフトウェアのドキュメントを読むことに費やし、日が暮れ、買い物に行くのも面倒になっていたが、幸いにしてサバ缶がまだあった。

電車

朝早く起きて、洗濯などし、朝食を摂ったあと、少し眠り、昼食をはさんで、本を読み始めたらいつの間にか眠っており気がつくと夜も深い時間になっていた。ただ眠っていただけで1日が終了する。

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チャリ

日曜。作業ばかりしていて、パソコンの画面を凝視しすぎており目が終わっていく感じがしたので、少し遠いものを見る必要があると感じ、郊外にあるナショナルトラスト管理の公園のどこかにでも行こうと思って家を出た。しかし今日は近郊でかなり大規模な自転車レースがあったらしく、そこかしこの道路が封鎖されていて、それでも迂回を繰り返しながら目的地近くまで着いたものの、目的地に続く最後の道が完全に封鎖されており、もうどうやって近づいてよいか分からず、結局、引き返した。ただ車で2時間くらいウロウロしただけに終わった。何もせずに時間を浪費しただけだった。道路に大量に設置されたA型バリケードや警備員の向こう側に、滑走する自転車選手の姿でも見えれば、まだ何かをしたような気になったかもしれないが、ちょうど自分の通った時間帯は空の道路があるばかりで、選手の姿は見えなかった。特に、興味があるわけでもないので、見ても見なくても同じだったかもしれないし、大した問題ではなかったが、鉛のように嫌な疲れがあった。

人間

またカードが何故か止められたので、午前中に銀行に行ってカードの凍結解除をしてもらった。カードの凍結にはいくつか種類があるらしく、簡単な凍結だと銀行のATMを使って自分で解除できるが、今回のはIDチェックが必要なものだったので、窓口対応〜電話で担当部署に連絡〜などいくつかのプロセスが必要で、時間を要した。オンラインで何か買おうとすると時々このようにカードが凍結される。セキュリティは厳しい方がよいのはわかるが、凍結される理由がわからないので困っている。

今回の凍結は関数電卓を購入しようとした矢先に起こった。自分はずっと関数電卓を使用していたのだが、長いこと使っていたものは随分前に壊れてしまった。かねてより新しいものを買わなければならないと思っていたのだが、文具屋などの店頭に売っているのはなぜかディスプレイ部が横に膨れた謎の形状のものばかりで、ボタン類なども意味なく装飾的だったりして、今まで使っていたものがかなり簡素なものだっただけに購買意欲が湧かず、ずっと先送りにしていた。最近やっぱり関数電卓がないと不便だなと思うようになり、アマゾン等で物色したところ、実はいろいろな種類が売られていることがわかった。

頭の膨れたものの例。関数電卓のトレンドはこのような形状になっているようだ。

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やけにスタイリッシュなもの。デザイン的には他と一線を画すものがあるが、やや洒落すぎている感じがする。

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このヒューレットパッカードのものがちょうど良さそうだと思った。極めて普通っぽい形状で悪くない。

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ちなみに自分は関数電卓の関数機能は一切使用しておらず、ただ単に、+や-、=のボタンを押しても計算式が消えずに残り続けるので数値の入力間違いに気づきやすい、という理由のみで関数電卓を使っている。おそらく全機能の100分の1くらいのパワーしか使用していない。計算式が残ってくれれば、関数電卓である必要はないのだが、そのような電卓はどうも存在していないようなので、仕方がない。