Niku

同僚が今月、結婚するので、そのお祝いボードを朝一で作成する。昨日、頼まれたもので昨日やるつもりだったが、他のことで忙しくなってしまって頭から抜け落ちており、今朝起きたときに思い出した。昼は皆でランチに出かけた。

帰宅後、肉を焼いて食べる。漫画家の小林銅蟲が、ひたすら大量の肉塊を調理していくのを記述したブログをやっているが、そのなかでよく「豚に低温をきめる」などという切れのある表現と共に、肉の低温調理をしている様子が紹介されている。この低温調理とかいう技法には何か惹かれるものがある。たんぱく質の加水分解の始まる68度以下の温度をキープしながら、ゆっくりと肉に熱を加えていく調理技法だが、料理につきものの、タイミング勝負のようなスポーツ的要素、または極度に感覚的な要素がなく、基本的には放置で、物理的な現象の変化の結果、おいしいものが出来るというのが何か騙されているようで面白い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA