薄い肉

オフィスで起床。朝早い時間から会議があった。

夜にスーパーに寄って帰宅。昨晩、何も食べられずずっと空腹だったので、日中から、今日の夜は何かちゃんと食べたいと思っていた。肉へと思考が向かい、帰宅時には肉以外認められないというレベルの思考になっていたので、韓国食材屋で薄切り肉を入手した。もはや低温がどうとか面倒なことをやっている場合でもなかったので、フライパンで焼肉をやる容量で焼いて食べた。焼肉屋のような勢いでジュウジュウとやっていると煙が凄くなる上に油も飛散して部屋が油っぽくなることが分かっているので、それを避けるため、短時間でさくさくと焼いてその場でタレに付けて食べるという、台所で立って食べるスタイルになった。(普段から肉を焼くときは大体、フタをして油が飛ばないように焼いているが、そうすると蒸し焼きのようになり、焼肉のような香ばしい感じは無くなる。それでも部屋が妙に油っぽくなるよりはましだと考えている。)

世の中には、家で焼肉をするために換気扇を自作したり、工夫を凝らした排煙システムをDIYしている人たちがたくさんいるが、その気持ちも分かる気もする。油と煙の室内への飛散を防ぐため、風呂場に七輪を持ち込んで裸で焼肉がベストなどという記述もどこかで読んだことがあるが、合理的と言えなくもない。自分は少なくとも日本にいるときは肉にとりたてて関心は無かったが、いつからこうなったのか、思い出せない。環境が人を変えていく。

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