Goodiepal

ロンドンにはレンタル自転車ステーションがあちこちにあり、ちょっとした移動に重宝しているのだが、最近、そのステーションの設置場所が拡大され、家の近くにもレンタル自転車ステーションが出来た。何となく、その自転車を使用し、市内に出かけてみた…。

Salone squareへ。クリスマスの買い物か、多くの人でにぎわっていた。路上でサンタの衣装を来たバンドがピンク・フロイドの曲をやっていた。

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SAACHI galleryへ行く。ここの展示はだいたいいつもはずれが無い。今回はBODY LANGUAGEという企画展で、身体をモチーフにした作品を集めたものだった。絵画中心だったが、どれも非常によかった。

Henry Taylor 塗り方がホッパーのようにざくざくとしていて好きだった。

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Makiko Kudo

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Kasper Kovitz イベリコ豚で彫刻が作られている。

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さらにチャリで移動し、Hyde parkのSerpentine sackler galleryに行った。何をやっているか全く知らずに行ったが、Jake and Dinos Chapmanという人の展示で、入るなりいきなり、ナチスと骸骨とマックのドナルドが凄惨な殺し合いをしている様子を表した巨大なジオラマ模型がいくつも置いてあった。10000体をゆうに超えるであろう数の惨殺された人形で巨大な箱の中が埋め尽くされていた…。基本的に、何か怪しいカルト宗教のような世界観が展開されている展示で、グロテスクなものが多く、生理的な気持ち悪さを直球で狙ってくるようなものばかりで、少しきつかった。ただ表現の強度はあった。

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その後ハイドパークを散策。

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クリスマス期間のみ、ハイドパークにはWInter wonderlandという巨大な移動式遊園地が来ており、そこが多くの家族連れなどでにぎわっていた。入るのに相当、並ぶようだったので中には入らなかったが、かなり大掛かりなアトラクションががんがん建てられており、よくこんなものを仮設で建てられるなと思った。どういう設計になっているのだろうか…。基本的に絶叫マシンが多いのか、塀の向こうからは悲鳴が聞こえてくるばかりで、きらびやかなネオンの光など、視覚情報をのぞいて、音声だけ聞いたとしたら何やら不穏な感じがしたのではと思う。

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いったん家に帰り、改めて夜はCafe OTOに行って、Goodiepalという、電子音楽の作曲家のライブを見た。これが完全に意味不明の演奏で、演奏しているより何か喋っている時間の方が長く、また、やっと始まったと思った演奏も、ドライアイスから発生する二酸化炭素をズルズル鼻で吸いまくりながらリコーダーを吹く等、謎だった。氏の独自の作曲理論をまとめた本を読みながら、それを実演するような形だったっぽいが、ほとんど音楽として成立しておらず、長時間きくのは辛かった。最後は、この曲は良くないから、もう止めようと言って、途中で演奏を止めてそのままライブは終了した…。自分はずっと、このライブ早く終わらないかなと思っていたので、ちょうどよかった。

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