W氏と共にRyuichi Sakamoto+Taylor Deupreeのライブを観に行く。HackneyにあるSt.Johnという教会でのライブだった。坂本龍一以外にも2組の演奏があり、1人目のGareth Dicksonという人が非常に良く、深くリバーブをかけてギターをポロポロと弾くだけのシンプルな音で、疲れのないきれいな音だった。Taylor Deupreeと同じ12Kからアルバムを出しているようだ。2人目はRoly Porterというノイズ音響系の人で、星雲のような映像を投影しながらザワザワとしたノイズを出していた。
Taylor Deupreeはパソコンでなく、何かしか大量の配線が露出した機械に手を添えて、曲のベースとなる、大きな変化はないけど流れるような感じのデリケートな音を操り続けていて、そこに坂本氏が、ピアノの弦を直で叩いたり鍵盤ハーモニカのようなもので緩く和音を乗せたりして変化をつけていた。アナログ感があって良かった。
座れる席がなかったので、白い壁に寄りかかって見ていたが、帰宅したらコートに白い粉がたくさん付着していたので濡らしたタオルで拭き取った。
この投稿とは関係ないんだが、先日WWWで矢野顕子のライブを観てきたよ。
新譜発売に先がけてのライブで、新世代のエレクトロな人たちとのコラボで全編テクノ仕上げらしいのだが、とても良いライブでした。弾語りやトリオでのスタイルを確立しているにも関わらず、こういった若い人と新しいことをやろうというのがすごいなと。
CDで聴くとどうなのかはわからないが、ぜひ一聴ください。
音楽堂というちょっと前の弾語りアルバムは最高でした。
僕が聴いている音楽は貴方から教えてもらったものが多いのだが、矢野顕子も思い返してみればスーパーフォークソングを借りたのがきっかけだったと思う。借りた当時はあまり好きではなかったように記憶しているが、今ではなくてはならないくらいになっている。
矢野顕子、しばらく聴いていなかったけど、アルバム聴いてみようかと思います。Super Folk Songも懐かしい。昔はよく聴いていたのにいつの間にか聴かなくなってしまっていた。もう何年も聴いていないけど、なぜ聴かなくなったのか分からない。理由はないけど時が経つとそうなってしまうのだろうね。CDまだあるはずなので探してみます。