出張のためパリに来た。時間の合間をぬって、以前、工事中に一度みたゲーリーのルイヴィトン財団美術館が先週オープンしたので、無理矢理それを見に来たが、時間が全然なく、今回も外観を眺めただけで終わった。白っぽい乳白の曲面ガラスがやたらと上品にぬめっていて、攻撃的な形なのに存在感が繊細で、全体的に軽そうで美しかった。乳白色という微妙な存在感の色が、ここまで大きく建築物をおおっている例というのを他に知らない。ちなみにこの美術館の開館を知らせるポスターが街中にたくさん貼ってあったが、マグリッド風な抽象的風景の中に、建物が船のようにフワッと浮いているというもので、やはり皆、あの建物がSFのように軽やかに飛び立っていくように感じるのだと思う。
新凱旋門のあたり(La Défence地区。パリ市内では建てられない不思議な造形の高層建築が集積しているビジネス地区。)にも少し立ち寄った。新凱旋門(グランダルシュ)に初めて近づいたが、異常なサイズ感、異常なジオメトリック感で面白かった。
パリ市内とラ・ディフェンス地区の比較画像。
非常にエレガントな美術館ですね。中に入れなかったとのこと、さぞかし残念だったろうと思います。
ポスターも美しいですね。一方で、建具に”JCDecaux”とあり、色々な記憶が一瞬脳裏をかすめました。
JCDecauxは、今はどうか知りませんが、日本では、代理店がM菱商事?だからMCDecauxで、俺が商社メーンになりたかった頃、こういったストリートファーニチャー事業やりたいとM菱商事の志望動機に書いてたことを思い出しましたメーン。フルボッコにされたけど。
ともあれ、俺も取れてないGWと夏休みを消化させ、早くゲーリーのヴィトンに行きたいです。
>セキ・ヴィトン
まさに先日MCドゥコー様の最終面接を受けて、約束の期日を超えても結果連絡が返ってこないことがありました。期日から3日後ぐらいにようやく連絡がきたと思ったら、本国(JCドゥコー)の決裁を取れず、ポジション自体の採用活動をやめるとのことでした。This is da way 外資 is メーン!
早く休みを取得して、ゲーリー・ヴィトン観れるといいですね!
今までポスターの建具が誰によって提供されているのかを気にしたことがありませんでしたが、確かに改めて街をみてみるとJCDecauxと銘のあるものが多い気がしてきました。いろんな商売ありますね。