ワルシャワ

昨日、今日とポーランドのワルシャワに居た。ほとんど業務上、関係のあるところにしか行っていないが、バスや地下鉄、トラムなど、公共交通機関を使って街をグルグルと回っていた。行き先などがもろもろ分かりにくく、派手に迷いながら歩き回っていたため、疲弊した。

自分がかつて住んでいた静岡県浜松市が、ここワルシャワと姉妹都市であることは、いつだったか習ったので知っていた。姉妹都市だからといって何がどのようにお互い、益をもたらしているのかはよく知らなかったが、今、簡易的にネットを見たところ、音楽文化友好交流協定締結というものを結んでいるようだ。ワルシャワが、ショパンが生まれた街としても知られているので、その像などが浜松に贈られていたらしい。今回、利用した空港もワルシャワ・ショパン空港という名前だったが、待ち合いコーナーの一角にピアノとショパンコンクールの映像があったのみで、特に音楽的な何かは見当たらなかったように思えた。

姉妹都市という制度は、もろもろの地方都市が意外な都市と関係を結んでいることのよくある制度だが、意外な場所に意外な碑が建っているといったことはままあり、たまにそれらを知ると不思議な時間と地理の歪みを感じる。意外性以外の感想がない。_DSC2813

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