The Stanley Parable

先日、The Stanley parableというゲームをやった。このあいだのThe Beginner’s Guideと同じ作者によるもの。こちらのほうが制作された年度は早い。

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これもThe Beginner’s Guide同様に、基本的には一人称視点のウォーキングゲームなのだが、やはり、ナレーション音声が全編にわたって入っており、「スタンリーは左のドアに入った」とナレーションが入るところで、あえて右側に入るなど、与えられた筋書きと違う行動を取ることで、どんどん破綻をきたしていくストーリーラインを楽しむという趣旨のゲームになっている。プレイヤーが予定通りに進まないと、ナレーターが混乱し始め、最終的にはキレ出して説教のようなものが展開されたり、ストーリ上、最初に見てはいけないものを見てしまったりすると、これはネタバレだ!目をつぶってくれ!と取り乱し始めたりと、バリエーションが幅広い。普通にナレーション通りに操作すると、15分ほどで物語は完結する。

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The Beginner’s Guide同様に、多層的な物語の構造を持ったゲームなのだが、そのコンセプトの面白さもさることながら、基本ストーリーや、ステージの空間構成全体にやはり何となく、しょぼく、虚無的な雰囲気がずっと漂っているのがとても魅力的に感じる…。

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