ダンカン

帰宅後、大和田秀樹という漫画家の「ムダヅモなき改革」という麻雀漫画を数巻読んだ。タイトルのシュールさが気になった。小泉ジュンイチローという日本総理大臣の主人公が、各国の首相や大統領達と「点F-15(1000点につきF-15戦闘機一機を支払う)」での勝負などの壮絶な麻雀を繰り広げるという漫画。意味不明な設定、意味不明な展開で読者を完全に置き去るのが魅力…というたぐいの漫画だが、続刊を読みつづけたいとは思わなかった。

自分は全く麻雀のルールを知らないが、麻雀漫画はいくつか読んだことがある。かつて、福本伸行の「天」という麻雀漫画を読んだとき、最後の2~3巻が、一切麻雀の話が登場せず、安楽死を望む主人公と、主要キャラクターひとりづつの長い対話が続き、最後の主人公の尊厳死に向かっていくという内容で、なんだこの麻雀漫画?と思うと同時に、面白いと思ったことから、たまに読んでいる。ただ麻雀をやりたいとは全く思わない。

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