カテゴリー別アーカイブ: 日常

墓場

帰宅。今日はクリスマスツリーのゴミ回収日だったらしく、そこら中の路上に大量のモミの木が打ち捨てられていた。クリスマス前、そこら中ででかいモミの木を売っていて、多くの人がそれを買っているのを見て、クリスマスが終わったらどうするのだろうかと思っていたが、こうやって普通に捨てていることが分かった。

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カバブ

帰宅。夕食を買いに近所のケバブ屋に行った。久しぶりに訪れたのと、空腹だったのとで、ついLargeサイズのものを頼んでしまったがRegularサイズの時点で既にLarge級の量があることを忘れていた。食べきれず明日に持ち越した。Wikipediaで「ケバブ」という項目を読みながら食べていた。

Winchester

突発的にロンドンから車で1時間少々離れた南西の街、Winchesterへ行った。イギリスの首都がロンドンに移るまで、首都として機能していた古都。朝から嵐のような暴風雨が降っていたので、半ば終わったなとあきらめつつ車を走らせていたが、着く頃には奇跡的にカラリと晴れた。

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街の感じも古っぽく、一部の古い建物の外壁にはフリント(燧石)が埋め込まれていて、荒く割った形が特徴的で面白い。

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この街で最も有名な建造物、ウィンチェスター大聖堂を見た。ヨーロッパ中でも有数の巨大さを誇るゴシック様式の聖堂とのことで、空間の量感に圧倒される感があった。

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実は目当ては聖堂本体でなく、その地下室に展示されているイギリスの彫刻家アントニー・ゴームリーのSound Ⅱという彫刻を見ることだったのだが、地下室が開いている時間が限られていて、最初に来た時は早すぎたため、2時間ほど他を見てからまた戻ってきた。

_DSC9295冬季は地下室が浸水するため、水面に佇むような形になっている。夏季は水がなくなり、彫刻のすぐそばまで行けるようだ。でも、近づいたら、この満ち満ちた寂しい緊張感が壊れるような気もする。ちなみに、遠目からは分からないが、胸の前にかかえた手には水が張られていて、本来は、窓の外から射した太陽光が、手の中の水面に反射して、彫刻の顔をゆるやかに照らすという仕掛けになっているらしい。今は工事か何かで、窓の外が塞がれてしまっているとの事だった。

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聖堂併設のカフェで泥のようなスープを飲む。泥っぽい香りがしたがおいしいような気がした。

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その後、川沿いの遊歩道を歩いたり、山に登って街を見下ろしたりした。

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_DSC9288コンパクトな街だったのと、年末で美術館等が軒並み閉まっていたこともあって、日が暮れる前にやることがなくなり、早々に帰路についた。夕食をこの街で食べていこうかと思っていたが、あまりお腹が空かなかった。

Where is my mind

昼、何故か自分以外に客が誰もいないパブでピザを食べる。ここのピザは安くておいしいので好きなのだが、なぜ今日はこんなに客がいないのか、分からない。ピザを食べ終わって店を出るまで、誰も客が来ずずっと一人だった。こちらの店員の方々は、客のことなどあまりおかまいなしに雑談等しているので、このような孤独な状況になっても特に気まずさもないので良い。Death by cheese(チーズによる死)という名前のピザを食べた。

その後、Tate Britain(という美術館)に行く。ターナーやウィリアム・ブレイクの絵、ヘンリー・ムーアの彫刻など見た。3週間程前に、tateのメンバーシップ会員になったので、企画展もフリーで見られた。

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その後スーパーに寄って帰宅。イギリスの街の写真を載せろというリクエストがあったので、何枚か載せます。こういう感じのテラスハウスの一角に自分の家もあります。

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夜はサーモン等、焼いて食べ、kindleで漫画の新刊を何冊か読む。

精神 03

クリスマスは街中の全ての店が閉まり、街が無人化すると聞いていたので、その様子を見に出かける。電車など公共交通機関も全てストップするので、ロンドンの無人レンタル自転車システムを利用し、市街地に赴いた。

実際は街中には人がわんさかいて、カフェ等を中心にいくつかの店もやっていた。よくよく考えてみればロンドン程の観光都市で無人化するなどあり得ないことだったが、幻想を抱き過ぎてしまった。

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せっかく自転車でフラフラきたので、一度も間近で見てなかったビックベンなどを見つつ帰宅する。

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バタシー火力発電所

_DSC9182 帰宅後、また作業は思うように進まずに一日終了する。完全にまずい沼に入った感がある。

昨晩、肉を低温にかけておいたことをすっかり忘れており、そのまま出社してしまった。低温調理は、菌の繁殖しやすい温度の少し上で調理されるので、一晩放置しただけでも温度が下がって危険ゾーンに突入してしまってまずいのに、一日放置したのでもう完全に駄目になってしまった。

会社ではクリスマスランチなるものが開かれて、社食でターキー等のクリスマス風のメニューが出た。非常に固く、皆、ゴリゴリとノコギリのようにナイフを動かして、切るのに苦労していた。