月別アーカイブ: 2013年4月

ただの火曜

夜まで作業。時間切れで語学学校の時間になってしまい社を出る。

今日はルーマニア人の講師のかただった。非常にゆっくりと話してくれていたので話は聞き取りやすかった。今日はレコーダを持っていって会話を録音していたが、これを帰りながら聞きかえすのは効果的だった…。

少し何かを読んでから眠ろうと思う。

Island IS

夜まで作業、その後語学学校へ行く。

今日は、少し前のバンドになるが、Volcano ChoirというバンドのIsland ISという曲をループして聞いていた。あまり始まりも終わりもないような曲でよい…。

疲れて、本を読もうにも頭に入らず、眠ってしまった。いつも時間がないと思う気持ちが晴れない。時間がどんなにあろうがなかろうが、だいたいいつも眠い。病気なのではと思うことすらある。


PVも地味でよい。

夜行巡査

起きてまた眠る。夕方までたいした事も出来ないまま、過ごす。

夕方には語学学校へ行く。今日はあまりうまく言葉が回らなかった。

帰宅後、泉鏡花「夜行巡査」を読んだ。

八田巡査という、職務に忠実なあまり、一切の情けもなく乞食の母子を無下に叱責するような男がいて、その男には好き合った仲のお香という女性がいる。女性は八田巡査と結婚したいと思っているが、叔父さんが絶対に結婚を許してくれない。叔父は普段お香に非常に良くしているが、それでも一番の望みの幸せは絶対に与えるつもりはない、そうやってお香を苦しむ姿が見たい、お前をもっと苦しめるつもりで、それが生き甲斐だとお香に告げる。お香と叔父さんがそんな絶望的な話をしながら歩いていると、叔父さんが足を滑らせて川に落ちる。すぐ近くにいた八田巡査は、その話を聞いており、このまま見捨てれば自分たちは結ばれて幸せになれるが、「職務だ」といって、泳げないのに川に飛び込んで救助を試みるが、叔父さんも巡査も共に溺死する。という話。

誰も幸せにならないとわかりきっていながら、職務をまじめに遂行し続けて、最終的に犬死にする巡査。よく、戦時中などでは、人は、極限下で思考停止して不条理な行動をとってしまうというが、普通に暮らしているだけでも気がつくと思考停止している自分に気付くことがある。思考が止まっていると、不幸が起きてもそれすらよく分からなくなる…。

ドラゴンボールZ 神と神

午前中は語学学校へ行く。都内に複数あるどこの校舎でも受講できるシステムになっており、今回は恵比寿で受講。昼をAFURIという名の知れたラーメン屋で食べる。

午後はN氏と待ち合わせて有楽町の映画館で「ドラゴンボールZ 神と神」を観る。失望する内容だった。雨の降る中、何故か渋谷に移動し、意味なくヒカリエなどまわった後、パブ風の居酒屋でドラゴンボールの反省会をし、解散した。

battle_of_gods今回のドラゴンボールの映画は17年ぶりの新作ということもあって、いつまでも変わらない定型のストーリー、様式美の世界を見せて欲しかったが、それはかなわなかった。絵も変なデジタル・エフェクトがセル画と全く合っていなくて、全てが劣化している気がした。

映画ではないが、22年ぶりに新作を出したバンド、my bloody valentineは22年前と全く変わっていないアルバムを作った。22年前に出ていたとしても誰も不思議に思わない内容だったと思う。自分がドラゴンボールに求めていたのも、それだった。

 

同僚と飲んで帰る

遅くまで作業をする。

帰りに同僚と少しだけ飲んで帰る。

もともと強くない酒が、最近さらに弱くなっているような気がする。ビールを2杯くらい飲むと、少し、くらくらとしてしまう。腹痛になることもある。以前は、単に味が大して好きでないのであまり飲まなかったのだが、本当に飲めなくなってきている。30歳を超えると酒の味も分かってくると言われているような気もするが、おそらくそれは人間の生理的なものに起因するのではなく、単に、ある程度収入がふえ、遊びにも疲れはじめる30歳前後の人が、興味を持ち出すのが食の分野であるケースが多いので、自然とそうなるだけではないかと思っている。自分の周りの友人でも、しばらく会わないうちに、多少なりとも食にこだわりを持ち始める人が増えてきたような気がする…。

Dessau

今日は朝、出社前に語学学校に行き、帰りにも行くというパターンでやってみた。朝は眠くて気分が全くのらず、だめだった。自分は朝に何かするのは向いていないタイプだから多分そうだろうと思った。

夜の講座はドイツのデッサウで生まれたという老講師で、君より長く日本に居るよと言われ、詳しく訪ねると、日本には既に40年以上住んでいるという。長く日本の会社に勤めていたという。おそらく定年退職した後に、英語講師になったのではないだろうか。事前にこの講師がデッサウ出身だというのはwebサイトでチェックしていたので、自分がデッサウに行ったことがあること、バウハウスを見に行ったことなどを話した。ただデッサウはそれ以外には何もない街だと言っていたと思う。

この講師は、40年以上を暮らしている日本で骨を埋めるつもりなのか、それともいつかは祖国に帰るつもりなのだろうか、分からないが、自分の生まれた国を出て、40年以上も他国で暮らすという人生はどのようなものか、想像すらつかない。

はっぴいえんど

今日も忙しかった。

会社帰りに語学学校へ。今日の講師は何故かバンド「はっぴいえんど」を知っているイギリス人の男で、どうやら日本のインディーミュージックが好きなようだった。アルバム「風街ろまん」に収録の「はいからはくち」で毎朝起きているという。同時期に活動していたバンド、はちみつぱいを知っているかと聞いたら、知らないようだったが、アルバムタイトル「センチメンタル通り」は知っていた。日本の音楽やサブカルチャーが好きで日本にやってきたのだろうか…。

緑の語学学校

仕事帰りに語学学校にて授業を受ける。

ビジネス会話のコースを受講しているせいもあって、英語での「丁寧な言い回し」のフレーズが数多く出てくる。英語には敬語がないが、実際にはそれに相当する言い回しが存在していて、微妙なニュアンスの違いをTPOで使い分けている。

NOT A TOY

慌ただしい月曜日だった。夜まで作業をして帰宅。

Notatoy_01昨年、ロンドンに行った際に購入した書籍「NOT A TOY」をパラパラと読む。ATOPOS cvcというアテネにあるファッションのリサーチ組織の編集による本。いろいろと奇抜なコスチュームデザインやキャラクターデザインが載っている。普段システマチックなものやミニマルなもの、そして何より、「意味あるもの」を作らなければならない仕事に従事しているせいか、これらの自由な造形がうらやましく感じ、しばらく見入ってしまった。なぜかこういう分類不能な形状を見ると救われる気がする。

 

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