月別アーカイブ: 2013年8月

slightly salted

スーパーマーケットに寄って帰宅。めっきり寒くなってきた。夜はポテトチップスなどをパリパリやりながら、いくつかの作業をする。日本にいるときは、湖池屋ののり塩味のものを良く購入していたが、のり塩という味はこちらでは見あたらない。ワサビというものはあった。
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the man who

月曜。職場に新しい人が入り、雰囲気が少し新しくなる。背の高い、物腰の柔らかいイタリアの出の人…。仕事でつきあいのある多くの外国人達は物腰柔らかで、日本人がゴリゴリと押しが強い。本来の性格なのか、海外業務上必要で、技術として覚えたものなのかはよく分からない。従事する仕事によって、人の性格は変わっていくと思うが、そのことに対しては未だに少し抵抗がある。

tower records

まだ終わっていなかった荷物の開梱と片付けを行う。あればいつか使うかも知れないという程度のものはなるべく棄てようとしているが、なかなか難しい。amazonお急ぎ便の力によって、だいたいのものは1日で手に入るので、もし必要になったらまた入手すればよいだろう。二度と必要にならないことも多そうだ。こちらにはamazon lockerなるサービスもあり、スーパーマーケットなどに宅配ロッカーが置いてあり、そこに配達してもらって、好きなときに取りに行けるらしく、便利そうだ。

_DSC8309かつて浪人の頃、使用していた水彩絵の具のパレットの紙箱などがなぜか出てきたの棄てた。パレット本体はとっておいたが箱はもう要らない。当時、何故か画材入れとしてタワーレコードのビニール袋を意味なく常用しており、2年近く一度も取り替えなかったと思うので、丈夫な袋だ…。

Bath

W氏と共にイギリスの西部、コッツウォルズ地方の街Bathに行った。Bathは街全体が世界遺産認定されており、ローマ時代の浴場が残っていて、風呂の語源になったと言われている街…。小雨の肌寒い日だった。

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大きく円弧を描くテラスハウス。ただ一直線に並んでいるよりも、少し弧を描いて並んでいる方が、ズラリとした感じが出る気がする。登場感がある。_DSC8240

この地方では、ハニーストーンなどと呼ばれる蜂蜜色の天然石が採れ、それが特徴的な建物の色彩となっているらしい。
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なぜか弧を描きながら階段状になっている川底。何か意味があってこうなっているのだろうが、調べてこなかったので分からなかった。へりの部分に鳥が連なって羽を休めているのが割と面白い。_DSC8256 _DSC8259

このような多孔質の石材をつかった建物もちらほら見かけた。溶岩か何かか、こちらもあまり調べてこなかったので分からなかった。穴が空いているのは表面だけで、欠きとられた側面部分には孔があいていないので、もしかして人工的なものかもしれないが…。_DSC8262

これが紀元前から残るローマ帝国時代の公衆浴場。イギリスで唯一、温泉の湧き出る土地でもあるらしい。風呂を見るだけで去るというのはやや虚しいものを感じた。_DSC8273

ローマ帝国時代の貴婦人のヘアスタイルを再現し、その結い方をレクチャーしていた女性。割と似合っている。その横ではさらにローマ人の服装を再現した男性もおり、木綿のローブ1枚で寒そうな格好をしていたが、本人は平気そうだった。ガリガリに痩せており哲学者の様相だった。_DSC8276

平面的な顔の彫刻。鼻がない。右に見える干からびたパスタのような彫刻も、あえてこのようなガタガタした感じを石彫りで出すのは難しかったのではないかと、思う。_DSC8278 _DSC8294

酔狂な親子が世界遺産の川で貸しボートをやっていたので借りる。_DSC8279

先陣を切るタイ人のファミリー。レジャーというより避難という感じがすると、いう話になった。_DSC8284足こぎ式ではなく、スピードは全く出ないものの一応モーターがついている船で、ザザザと世界遺産の川を下っていった。かなり楽しめた。

Bathはコンパクトながらも、どこを見ても統一感のある街並みで、さすがに歴史ある古都だと思った。街巡りはおもしろい。会社の前任者のかたが残していってくれた、「イギリス田舎特集」的なスイーツ本があるので、それに載っているところを適当に回るのも良い気がする。

 

Nothing but a heartache

_DSC8227 _DSC8230ここ2、3日、Arab strapをよく聴いている。大学の頃、聴き始めた頃に解散したスコットランドのバンド…。MOGWAIと同じグラスゴーのChemikal undergroundレーベルから作品を出していて、基本的に楽曲は暗く、センチメンタルで、時々暴力的なノイズが乗るというあたり非常にMOGWAI的だけれども、歌が入るので、より生っぽい。Sportifyを使い、人がいなくなった会社で作業用にかけていたが、よく見ると「歌詞に不適切な表現が含まれています」マークが楽曲にたくさん付いている。歌詞など聴き取れないので、気にしていなかったが、英語を母語とする国の会社であまりかけてはいけないような内容なのかも知れない。いずれグラスゴーに行ってみたいと思う。

homepage_large.23dc4a49解散時に出たベスト盤。

 

 

Enjoy Your Retirement

_DSC8223深夜まで社で作業を続ける。夕飯に「出前一丁」麻油味を食べ、10時過ぎにまた空腹感を感じ、さらに「出前一丁」魚介味を食べるという愚行に走る。先日、豚骨味、牛肉味なども食べたが、自分の舌が良くないのか全て同じ味がする。パッケージの色とスープの色が違うが、味が同じに感じる。日付をまたいだ頃、帰ろうとしたが警備員の見回りの時間で、裏門を開けてもらえずしばらく待ちぼうけを食らった。

インスタントラーメンは、この歳になって一日に二つ食べるようなものではないと思う。でも一つでは足りず、二つだと多すぎた。日常でよく出会う背反事項のひとつだろう。。

 

斜め

朝、社食が朝からやっているのでトーストとベーコン等を食べる。1ポンドくらいで普通に朝食が摂れるので安い…。家で朝食を作る気が全く起きなくなる程に…。

帰宅。夜はハンバーグを焼き食べる。既にパテ状になったものを買ってあったので、ただ焼いただけだが…。米も炊飯器もあるのに米を一度も炊いていない。スイッチを入れて40分も待つというのが面倒に感じられてしまう。食べた後、作業を続けていたが余り進まずに眠くなってしまった。

金田一春彦

残業をしていて、ちょっとゴミを棄てに廊下に出て行った際に、すれ違った他部署の人が「遅くまで働いてますね」と声をかけてくれた。Yeah…と答えて、あなたも、と言ったら、私はもう帰るとこなので、おつかれと返ってきて、自分もHave a good eveningと返した。

最初のYeah…は実は英語ではなく、とっさに日本語で「いや、、」と言ってしまっていたのだが、特に支障はなかった。

まったく関係ないが、「ウナギ文」と呼ばれる日本語独特の文法がある。食べ物を注文した際に、
A: 私は天丼にします。
B: 僕はウナギだ。
という風に使われる文で、B氏は人間で、ウナギではないのだが、日本語ではこのような文が成立する。この問題を有名にした例文がたまたま上記のような文だったために、ウナギ文と一般に呼ばれているらしい。これは日本語独特のもので西洋言語には無い構造…と昔、習ったことがあるが、英語でも、I’m the coffee. という言い回しが通用すると知った。I’m the person who ordered the coffee.の省略形らしい。ただし注文する時には使えず、おのおのがバラバラのものを注文し、それがテーブルに運ばれてきたときなどに使うらしい。。