月別アーカイブ: 2013年11月

ドラムの手数

勤務後、Ss氏とともにDalstonにあるVortex Jazz clubに行く。例によって全く知らないバンドの日だったが、このVortexの雰囲気が非常に良かったので、ぜひお連れしたいと思い、やってきた。遅れて行ったために座れなかったので、後ろで立って観ていた。バンドはあまりジャズっぽくないというか、疾走感があってポストロックバンドのような感じでとても良かった…。

演奏を聴いた後は、Dalston駅のそばのイタリア料理屋にて食事をした。閉店まぎわでお客さんはほぼいなかったが、店員が非常に愛想良く、味もおいしく、良かった。店を出ると雨が降っており、パラパラと雨に濡れながら駐車場に戻った。駐車場出口付近になぜかパトカーが止まっており、ここからは出られないので戻れという。だが出口はそこしかなかったので、詰んだ状態になり、再度行ってみたところ、今度は通れた。駐車違反、レッカー移動と最近、連続で経験していたので、また何かまずいことになったのかと、思った…。

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午後より、ある宣伝写真の撮影立ち会いのため、ロンドン郊外にある巨大な撮影スタジオに向かった。巨大な倉庫のようなスタジオが何棟も連なる施設で、写真だけでなく映像の撮影等も行っていた。完全に偏見が入るが、こういう何やら業界人っぽい人たちが大量に集まって、皆で何かをワッと面白く作り上げようとする雰囲気が苦手であまり好きではない。職業上、致命的だと思うが…。

夜はロンドン市内のタパス屋に連れて行ってもらい、会社の人とコーディネーター的なかたと4人で食事をした。コーディネーター的な人は20年前くらいに何のアテも無い状態で突発的に渡英し、その後20年近くこちらで仕事を見つけたり作ったりしながら生きているという。。。

Pembroke lodge

朝、ふたたびSs氏とW氏とともに、WImbledonのドッグレース場の駐車場でやっているWimbledon car boot saleという、フリーマーケットのようなものに行った。毎週水曜、土曜、日曜とどうやら3日間も早朝からやっているらしいが、殆どガラクタ市のような雰囲気でなかなか面白かった。いかにも、掘り出し物もありそうという雰囲気だった。

その後テニスで有名なWimbledonスタジアムでも見ようかと思い、行ってみたが、入場料が思いのほか高額で、また3人のうち誰一人としてテニスに興味のある人がいなかったため、入場門で引き返し、Richmond公園に行った。Richmond公園内にあるPembroke lodgeというレストラン併設のtea roomに入り、そこでお茶を飲みケーキ等を食べた。そのtea roomがカジュアルながらも眺めもよく、雰囲気もよくて非常によい感じだった。

自分は午後からバンド練習などに行かなくてはならなかったため、いったん家に戻り、Ss氏達と別れて練習に向かった。メンバーだったひとりが急遽、日本に帰国することになったためにその人の送別ライブという意味も含まれていた。メンバーのひとりと言っても、この日が最初で最後の一緒に演奏した日だったのだが…。当初、そのメンバーがいなくなるので練習していた曲もそのまま立ち消えにという話もあったが、少なからぬ時間を練習に割いていたのだし、それを突然無かったことにするのはあまりに筋が通らないだろうと思い、一応、仮にでも全員で合わせる日を作るという提案をし、今日の練習件送別ライブという運びとなった…。日曜を潰したくなかったので本当は平日が良かったが、そこは皆さんの都合もありどうこうできる状態ではなかった。

ブライトン再訪

Ss氏、W氏とともにブライトンへ行く。気持ちよく晴れた日で、冬の海辺も、空気に澱みが無い感じがしてきれいだった。ブライトンの巨大アンティークモーク、Snooper’s paradise等に寄ったあと、タイ料理屋でランチを摂り、海辺へと向かった。

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玉砂利のビーチ。ここに来るのはもう3回目になる。

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Ss氏が海に向かって石を投げていたところ、誘われるようにそのその行為に加わり、同じように海に向かって石を投げ合った少年。少年以外は皆、玉砂利のビーチに腰を下ろし、ぼんやりと海の方角を向いて感傷の中にいて、少年とSs氏だけがアクティブに石を遠投しながら乱反射する光の中にいるという対比が発生していて、非常にノスタルジー感があった。自分も1、2個の石を海に投げ入れ、一応、後者の仲間入りを果たした…。

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ロイヤル・パビリオンの前は仮設のスケートリンクになっており、多くの人がグルグルと小さな円を描きながら回遊していた。既に相当な寒さだというのに、時折、半袖の猛者が目に付く。

その後、日も暮れかけていたが、近くのLewesという街にむかった。

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ここは小さいながらもアンティークの店が多くあるという話だったが、着いた時間も遅かったため、多くが閉まっていた。一軒、巨大な店が一つ開いていて、そこを覗いた。ここもなかなか面白く、もう少し時間があればもっと見ていたいような感じのよいカオス感があった。

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Google先生に尋ねて、近くのパブでスモークサーモンとかチーズの盛り合わせみたいなものと、グラタンのようなパイを食べた。これは非常においしく、よい一日の締めとなった。

世代

勤務後、日本から出張で来ている会社の人と、ほかの同僚の方々とともにChelseaのパブで食事をする。雰囲気もよく味もおいしかったと思う。他の人が食べていたステーキがおいしいというので少し分けてもらって食べ、確かに美味しかったが、自分で低温をきめた肉と大差ないような気もした。舌が終わっているせいかもしれない。

食事中、同僚のかたが以前、路駐していた車をレッカー移動されたことがあるという話をしていて、そんな事あるんですね等と話していたら、食事後、パブ近くに停めてあった自分の車がレッカー移動されていて、忽然と姿を消していた。看板を読み間違えていたようで、本来、駐車してはいけないところに停めていたらしかった。何の連絡先もなく、ただ車が消えていたので、どうしたら良いか分からず、携帯で区のウェブサイトなどを調べまくり、何とかレッカー移動の窓口の電話番号を見つけ、連絡し、保管場所を聞き出すことが出来た。その窓口は、24時間、365日やっているらしく、場所もそんなに遠くない場所にあり、深夜にも関わらず、無事に車を回収することができた。初老の黒人男性が親切に対応してくれた。高額の罰金を取られ、反省しながら深夜の道を帰宅した…。多くの駐在員が車については何らかのトラブルを経験するらしいが、自分も、事故、駐禁、レッカー移動と順調にタスクが消化されていっていて、空しい無力感で気分が満ちた。

Troubador

帰宅後、SS氏と共にEarl’s courtのライブもやっているパブに行く。歴史があるらしい雰囲気がよい音楽パブで、ぜひ紹介したく、お連れした。食事をしながらもろもろ話をしていたら、わりと遅い時間になってしまったので、ライブは見ずに帰宅した…。

喝采

昨日、日本からSS氏が来英したので、W氏のフラットにてW氏のルームメイト達との歓迎パーティーに参加する。業務の切りが着かずに、参加がずいぶん遅れてしまい、もろもろのおいしそうな料理を食べることはできなかった。でも親切な台湾人のルームメイトの方が、料理名は忘れたがご飯にかけて食べる煮崩した肉のようなものを分けてくれて、それは非常に美味しかった。中国、タイ、台湾などアジア系のルームメイト達は皆、陽気で親切で、楽しかった。行く前は、アウェイの地に赴くような緊張があったが、交流が持てて良かったと思った。SS氏は今日からうちにしばらく滞在するので、SS氏と共に帰宅した。大量の「一本満足バー」をおみやげにいただき、驚喜する…。

Dr.No

追われるように深夜まで作業。

上司の人にジェームス・ボンドの映画(007)は全部、見といたほうがよいと言われる。もともと映画はそんなに観ないこともあるが、いままで一度も観たことが無い。いまのところ、最新作のスカイフォールまで23作品出ているらしい。その上司は全部観ているらしいので、私的ベストとワーストをリストアップして送るので待ってろと言っていたが、そのリストは今日は来なかった。