スティックインスシ

仕事後、仕事の同僚の方々とWimbledonにある寿司屋へと行く。人気店らしくたくさんの客で混み合っていた。

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メニューの写真の撮り方、プレゼンテーションの仕方にやはり日本人にない感覚を感じる。美的な感性とは別に、単純に文化的なものだが、まず日本人である自分は絶対に箸をこのようにバラバラっと無造作にレイアウトする感覚は持ち得ない…。箸は必ず2つが対となっていなければならないという先入観があったので、これは新鮮な感じがした。整然と並べられた寿司に対して、画面の中で、「抜き」というか、あえて均衡を崩すことでバランスを取るために、このランダムに置かれた箸は必要な構成要素だと思うが、自分だったら箸をそのように並べる発想はできなかっただろう。

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これもレイアウト上、箸の置き方がかなり効いていて美しいが、Jap的感覚だと違和感がある。

DSC_0299味はおいしかった。8人ほどの会で楽しい時間を過ごした。日付をまたいだ頃、帰宅した。

 

スティックインスシ」への2件のフィードバック

  1. sekine

    メニュー、面白い!
    箸のレイアウトは本当に仰るとおり。効いているけど、日本なら100%却下されるね笑。
    箸に続き、寿司を平面的に撮るとゆうのも新鮮でした。箸はありえないけど、こちらは、シャリを無視してネタのヴァラエティーさや色彩、モデュールの面白さに焦点が当てられていて、日本でもあり得るかもしれませんね。

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    1. toyoda 投稿作成者

      この真上からの構図、結構新鮮だよね。もともとデンマークの店らしいのだけど、フェイクの和テイストを出すのでなく、再解釈して演出しなおしていてきれいだった…。

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