昨日に引き続き、モリス関連の施設をまわる。ロンドン北東部にあるWilliam Morris galllery、および彼の仕事場だったロンドン南部にあるRed Houseに行った。どれも内部写真が無いので、ただ外観だけしか記録が無いが、どの施設も充実した展示で興味深かった。モリスギャラリーの方は豊富な資料で、知識としてモリスを知ることができ、レッドハウスの方は、当時のままの空間がそのまま残されているので、体感としてモリスを知ることができる。
ケルムスコット・プレスでモリスの作った3つの書体の見本なども置いてあって、興味深かった。またモリスの妻ジェーンと、友人の画家ロセッティが、退屈なケルムスコットマナーで不倫関係になって心にダメージを負ったモリスがアイスランドにセンチメンタルジャーニーに出て、そこでまた今までに無かったデザインの啓示を受けるあたりの資料など、知らなかったものも多くあり楽しめた。