功罪

GodSaveTheGirlHackneyの映画館で、「God save the girl」という映画を見た。Belle&SebastianのStuart Murdockの監督によるミュージカル映画。ストーリー的には極めてよくある自己陶酔型のメンヘラ女子の相当どうでもいい色恋沙汰の話だったが、やはりBelle&Sebastianの音楽が際立って良いので、どんな自己中心的な葛藤も全てポップソングになって、全てがキラキラした美しいものかのように見えていた。

このような青春の痛みや自己愛については、スイーツ的な雑誌では多く「甘酸っぱい」という表現で何の罪もないかのように巧妙に変換されるが、実際それは割と的を得ている表現で、それはまさにベルセバの世界観とその凄みであって、この映画だったように思えた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA