Eden Projectというフラードーム的な球状の温室の集合体で形成された植物園に行く。設計はニコラス・グリムショウ。球が六角形で分割されているから、三角形の分割のフラードームとは違うのかもしれないが、よく知らない。前情報では、球の中に高低差があって、気圧差、気温差を生み出して、それに応じた植栽を植えている、と聞いていたが、特にそのようなことはなく、意外と普通の温室だった。
エデンプロジェクトは割と早々に引き上げ、St.Michael Mountへ行った。到着したときはまだ満潮時で、島への道は完全に海の中だったので、いったん連絡船を使い島に上陸した。
城の城壁にて、大砲にまたがる人。
城からの眺めはさすがに非常によく、天気も問題なく晴れていたのでかなり気持ちのよいものだった。城自体も、小山の上に建っているからなのか高低差のある内部空間で、入り組んでおり興味深いものだった。
城から出る頃には潮が引いて、道ができていた。景色が劇的に一変するので、驚いた。カモメと、後ろを往く人間の集団。
夕方発の電車でロンドンまで6時間近くかけて帰った。コーンウォールは短い小旅行だったが、イギリスでも有数の人気観光エリアというのがよく分かる本当に風光明媚なところだった。今この日記は、後日になって駆け抜けるように一気に書いているので、多くは書かないが、特にSt.Michael mountは美しく、行けてよかった。自然と人工物のバランスがすぐれている。