Barbican centreにDigital revolutionという展示を観に行く。ビデオゲーム、音楽、映画、メディアアートなど、古今東西のデジタルアートを集めた企画展。
ビデオゲーム黎明期の傑作と名高いアタリ社の「PONG」の筐体が展示されていて遊べるようになっていた。かつて小学生の頃、NHKでやっていた「新・電子立国」(というコンピュータソフトの歴史を網羅的にあつかった非常にすばらしかった番組。)で紹介されているのを見て、自分でもBASIC(というプログラミング言語)で似たようなプログラムを組んで遊んだことが思い出されて非常に懐かしかった。
あの頃、何故か自分はゲーム作りに入れ込んでいて、別に面白くもない意味の無いゲームを日々、作っていた。正確には覚えていないが作ったゲームの総数は20は超えると思う。かつては個人が作ったフリーゲームが大量に集っている投稿サイトのようなものもさかんで、中学生になった自分はいくつかのゲームをそのようなサイトにアップロードしたこともあった。完全に終わっているクソゲーだったにも関わらずダウンロード総数は1万を超えていたので、時代だったと、思う。そのころは作ったゲームを送りつけて遊んでもらう友人達も、いた。彼らのほとんどとは今や疎遠になり連絡先も知らない。作ったゲームの数々が入ったフロッピーディスク等も、すでに失われているだろう。