平安

家で読書や作業等をしていた。

以前、駐車場に置かれていた建材ガラの入ったゴミ袋だが、隣家の人が何やら内装工事中のようで、似たような建材ガラをたくさん出していたので、この人たちのものだろうと思い、そのガラ置き場に置いておいたら、また昨日、そのゴミ袋だけ自分の駐車場に戻されていた。ふざけたやつだ、という気持ちが発生し、自分の中に、良くない感情が満ちてくるのを感じたため、我に返った。そもそも似たような建材ガラを出しているとしても、その人たちのものである証拠はなかった。ゴミが戻されていたのだから、おそらく別の何者かが投棄していったものだったのだろう。なぜ最初の時点で、やれやれ、ぐらいに思って自分で処理しなかったのか…。投棄されたゴミを見て、むかっと来て、それを確かな証拠も無いところに跳ね返す必要がどの程度あった? 嫌な気持ちになった人を、意味なくもう一人、増やしただけだった。大雨の日に傘を盗まれた人が、また他の人の傘を盗んでいくような、連鎖と同じだった。

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