Mont Saint Michel

昨夜は風邪のため熱が凄まじく出たが、今朝は多少、良くなっていた。咳だけはかなり出る。

今回の旅の見所の一つであるMont Saint Michelに行った。山頂の修道院は、今日はたまたま無料で入れる日だった。島の雰囲気、修道院の入り組んだ高低差のある内部空間など、見ごたえがあり良かったが、体調の悪さもあってか全体的に記憶がぼやけており、写真も殆ど残っていない。それでもここは行って良かったと思える空間だった。
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山の周辺の干潟は多くの工事用重機が来ており、何か知らないがもろもろ工事をしていた。おそらく冬場はメインの観光時期ではないために、ある程度メンテナンスを集中してこの時期にやるのだろう。

_DSC0261のちに、ここに行ったことをフランス人同僚氏に話したら、「自分は行ったことが無いが、あそこが日本人にとにかく人気が高いのは知ってる」と言っていた。確かにモンサンミシェル内のレストランのメニューは、フランス語、英語、日本語の3言語で書かれていた。

前にイギリスのコッツウォルズのLower Slaughterという村に行ったときに、そこの水車博物館の受付の人が、昔は日本人がたくさん来たから日本語を覚えたのに、いまは全然来なくなってしまって、代わりにぽつぽつ中国人が来始めたので中国語を学んでいる、と言っていたのが思い出された。これはどこの観光地でもよく聞く珍しくない話で、個人的にはどうでもよかったが、この時の「日本語を覚えた」というのが、「アリガトウ」「コンニチハ」「サヨウナラ」あたりの3−5種類の単語を覚えたことを指しており、その言い切りの自信の持ちようのほうが興味深く、清々しいものがあった。

その後、またカーフェリーに乗ってイギリスに戻るためOuistrehamの港に行った。帰りのフェリーは夜の便を取ったため、船室で休んで、朝にはイギリスのPortsmouthに到着した。

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