仕事から帰宅後、amazonのkindleストアで鈴木みそ「限界集落温泉」という漫画全4巻を購入して読んだ…。kindleは持っていないが、iPadのkindleアプリで読める。フォントが汚くて、最初だけ違和感を覚えたが、話は面白く、すぐに気にならなくなった。もちろん、元の書籍ではきれいにふきだしの中の文字が組まれているのだろうが、多くの場合、漫画のふきだしの文字をそのまま電子書籍で使うことはライセンス上認められていないので、作者が自ら打ち直したのだろうと推測された…。大手出版社から出ている漫画のふきだしの文字は、だいたい写研(というフォントおよび組版機器メーカーの老舗。かつては圧倒的なシェアを誇り、世に流通するほとんどの本に写研フォントが使われていたが、フォントにデジタル化の流れが起こったときに、あえてその波に乗らず独自路線を選び、著しくシェアを落としていった。書体の美しさには定評があり、未だに写研書体を使い続けるデザイナーも多いと聞く。写研フォントは未だデジタル化されていない。)のフォントが使われていたが、最近、見慣れない別なフォントを使った漫画もよく見かけるようになった…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA