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チャリ

日曜。作業ばかりしていて、パソコンの画面を凝視しすぎており目が終わっていく感じがしたので、少し遠いものを見る必要があると感じ、郊外にあるナショナルトラスト管理の公園のどこかにでも行こうと思って家を出た。しかし今日は近郊でかなり大規模な自転車レースがあったらしく、そこかしこの道路が封鎖されていて、それでも迂回を繰り返しながら目的地近くまで着いたものの、目的地に続く最後の道が完全に封鎖されており、もうどうやって近づいてよいか分からず、結局、引き返した。ただ車で2時間くらいウロウロしただけに終わった。何もせずに時間を浪費しただけだった。道路に大量に設置されたA型バリケードや警備員の向こう側に、滑走する自転車選手の姿でも見えれば、まだ何かをしたような気になったかもしれないが、ちょうど自分の通った時間帯は空の道路があるばかりで、選手の姿は見えなかった。特に、興味があるわけでもないので、見ても見なくても同じだったかもしれないし、大した問題ではなかったが、鉛のように嫌な疲れがあった。

人間

またカードが何故か止められたので、午前中に銀行に行ってカードの凍結解除をしてもらった。カードの凍結にはいくつか種類があるらしく、簡単な凍結だと銀行のATMを使って自分で解除できるが、今回のはIDチェックが必要なものだったので、窓口対応〜電話で担当部署に連絡〜などいくつかのプロセスが必要で、時間を要した。オンラインで何か買おうとすると時々このようにカードが凍結される。セキュリティは厳しい方がよいのはわかるが、凍結される理由がわからないので困っている。

今回の凍結は関数電卓を購入しようとした矢先に起こった。自分はずっと関数電卓を使用していたのだが、長いこと使っていたものは随分前に壊れてしまった。かねてより新しいものを買わなければならないと思っていたのだが、文具屋などの店頭に売っているのはなぜかディスプレイ部が横に膨れた謎の形状のものばかりで、ボタン類なども意味なく装飾的だったりして、今まで使っていたものがかなり簡素なものだっただけに購買意欲が湧かず、ずっと先送りにしていた。最近やっぱり関数電卓がないと不便だなと思うようになり、アマゾン等で物色したところ、実はいろいろな種類が売られていることがわかった。

頭の膨れたものの例。関数電卓のトレンドはこのような形状になっているようだ。

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やけにスタイリッシュなもの。デザイン的には他と一線を画すものがあるが、やや洒落すぎている感じがする。

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このヒューレットパッカードのものがちょうど良さそうだと思った。極めて普通っぽい形状で悪くない。

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ちなみに自分は関数電卓の関数機能は一切使用しておらず、ただ単に、+や-、=のボタンを押しても計算式が消えずに残り続けるので数値の入力間違いに気づきやすい、という理由のみで関数電卓を使っている。おそらく全機能の100分の1くらいのパワーしか使用していない。計算式が残ってくれれば、関数電卓である必要はないのだが、そのような電卓はどうも存在していないようなので、仕方がない。

意味

確かずっと家にいた。作業をしていた。

外の天気があまり良くなかったような記憶があるが、そうだったかそうでなかったか定かでない。いずれにしても天気に関係なく、家に居たであろう気がした。

意味

Hyde parkにSerpentine gallery pavilionを見に行った。今年はSelgascanoの設計によるもので、ナマコのような外形のトンネルを組み合わせたような建物で、農業用のビニールハウスのように、パイプとカラフルに反射する変わったビニール素材を使って作られていた。少なくとも自分が実際に見ることのできた、前年までのここ3年のパビリオンはすべて何らかの形で高低差があり、この狭い敷地にいつもと違う視点を与えていたと思ったが、今回のパビリオンは完全に平坦で、やや退屈な気がした。ただこのチープな質感はとても好きだった。虹色に歪む空間にひっきりなしに人間が吸い込まれていった。
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終わり

日曜。作業などしていた。昨夜は帰宅時に道路工事で幹線道路が閉鎖されていた上に、迂回路の表示がやたら分かりづらく、迷いに迷って半ば詰みかけながら深夜にやっと家に到着したにもかかわらず、朝はいつもの時間に起きた。夕方に少しだけ不意に眠りに落ちた。

終わり

現在、自分がよく接する人々は、スポーツ、車などの乗り物、食べ物に関心のある人が多い気がする。自分はそのどれにも強い関心がない。関心があることもあるのだが、関心がないことのほうが気になる。

最近は感覚が遅れてやってくることも少しだけ気になっている。音楽を聴きに行ったり、美術館などに出かけたり、本を読んだりなどしているが、だいたいの場合は、それらを見たその時は何も感じていない。何も、思わない。あとになって、例えばこの日記を書いている時に、それを思い出し、多分あの時このように感じていたのだろうという推測で文章にすることはできるが、ライブ感はない。とはいえ、何も気持ちが動かなかったとしても、それらを止めようとも思わない。見て、何も思えなかったな、と思い、一応、記録にとどめるために仮に文章化する。最低限、忘れないようにすることだけが義務であるようにも思う。忘れていなければ、いつか感覚が大きく遅れてやってきた時に、受容できるだろう。いつまで待つ必要があるのかは、知らない。

終わり

日曜。作業などして過ごす。鯖缶と適当な葉菜類を混ぜだだけのサラダ的な食べ物が安価で便利かつ味がよく、常食しすぎている。鯖缶は日本だと水煮のものが主流だったような記憶があるが、こちらだと水煮は無く、オリーブオイル漬けが通常の商品となる。

終わり

夕方前に少し散歩をした。1時間少々だったが、日差しが強かったので割と消耗した。なぜかマクドナルドが目に入り、おそらく1年以上いっていなかった気がするが、久しぶりにマックシェイクなど飲んだ。お金を出せば飲み物や食べ物を買うことができる。人間性は問われない。どんなに見知らぬ出先でも、問われることはない。

あとは作業など、していた。

終わり

日曜。作業などしていた。今朝は少し走りに出ようと思ったが、思っただけで終わった。外はずいぶんと暑くなり、この部屋も窓を開けないと空気が重く感じるようになった。この部屋で体験する夏も、秋も、冬も今回限りとなるので、どんどん色々なものが終わっていく感じがする。始まっているものもあるのだろうが、目に入らない。多くのものが終わっていくように感じる。それに対して、悲しいとかどうとかいう感じもない。