場所

日中は大学時代からの友人の家にお邪魔し、もろもろ話などし、夜は大学時代のサークルの面々が開いてくれた会に参加し、良い時間を過ごした。非常に、安らぐ感じが、した。。

Dock

人間ドックに行った。一般的に、人間ドックを受けなければならない年齢には達していないが、海外勤務の関係でドックを受ける事が社内規定で定められている。前回のドックでバリウムを飲んで気持ち悪くなり、医務室で横になる事を余儀なくされたため、今回は内視鏡検査にしたが、こちらも想像していたより辛いものだった。夜は人と会った。

デンプシー・ロール

祝日。昼過ぎに会社同期氏の自宅へお邪魔した。広くきれいな家で、良い感じに風が抜けていた。もろもろ食事などふるまっていただき、楽しい時間を過ごした。ボクシングアニメ「はじめの一歩」などを鑑賞した。日本フェザー級王者の伊達英二がWBAフェザー級王者のリカルドに完膚なきまでにやられる回だった。

肉と味

勤務。作業等する。

夜は大学からの友人氏達と焼肉を食べた。異常な肉質で、おいしく、このような肉は久しぶりに食べた。もろもろ話も尽きず楽しく過ごす。深夜に宿に戻った。

ハム

日本の会社のほうに出社。作業などした。

夜は、同僚氏の方々と近辺の居酒屋で食事をした。ハム揚げ、ソース焼そば等、ジャンクなものを食べたが非常においしいと感じた。

棒銀戦法

日本のゴールデンウィークに合わせて休暇を取得したため、25日夜の便でヒースロー空港を経ち、26日の夕方に日本に到着した。機内では珍しく一睡もする事が出来なかった。作業、および映画、将棋(機内に付属していたテレビゲームのもの)などをして過ごした。映画はコンピュータの発明者および第二次世界大戦時の暗号解読者として有名なアラン・チューリングを題材にした「イミテーション・ゲーム」を見たが個人的にはとても興味深かった。将棋は最弱モードですら全く勝つ事が出来なかった。

帰国に際して両親がわざわざ遠方より出迎えにきてくれており、東京駅近辺で食事をして別れた。

University of Reading

以前にType Archiveのイベントに行った際に知り合った人が、Reading大学のType Designコースに通っており、講義の内容に興味があったのでもろもろ話を聞いていたところ、大学を少し案内してくれるというので、Readingに行ってきた。

土曜

今週はもろもろバタバタとしていたので、眠く、今日は昼食後に少し横になったらそのまま夜まで眠ってしまい、一日が終わった。

St.Etienne biennale

午後、バスとトラム等を乗り継ぎ、St.Etienneの街に戻ってきた。

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今回のビエンナーレのグラフィック・アイデンティティは地元の美術大学の学生の手によるものらしい。

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メイン会場となっていたのは古い巨大な倉庫のような建物で、その中に、いくつかのテーマに沿って雑多な作品が大量に展示されていた。実際に市販されているような製品の展示ももちろんあったが、どちらかというと現代アートに寄っており、コンセプチュアルなものが多かった。_DSC1133 _DSC1145 _DSC1156 _DSC1161 _DSC1165

効率性や経済性を求めた結果、明らかに異形にもかかわらずスタンダードとなった物体を複数集めて展示しているコーナーがあり、そこにあったLong eggというものに惹かれた。弁当の工場で、同じサイズのゆで卵のスライスを効率よく作るために、このようにいったん白身と黄身を分離し、巻物のような形に整形し直したものが作られているとの事だった。

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メイン会場を見終わり、あとは街の各地に点在する他の展示を見て回ろうと、パンフレットを片手に街を歩き回ったのだが、今日が日曜だったために、ほとんど全ての会場が閉まっており、これ以上何も見る事ができなかった。ヨーロッパの地方都市では日曜は基本的に全ての店が閉まってしまう事を忘れていた。

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夕方、まだ日は出ていたが、宿のあるLyonの街に戻った。リヨンの街中は何も見ていなかったので、少しだけぶらつこうとしたところ、駅前にたむろしていたDQNから火のついたタバコを投げつけられた。幸い、体にあたる事はなかったが、一言(日本語で)何か言おうと思い、数歩近づいていったところで、ふと我に返り、こういう地域のDQNは自分の想像を遥かに超えて頭がやばいので、コロッと刺される可能性すらあると思い、関わるべきでないと考え直し、逃走した。自分は世界でも有数の平和な国から来た。こういう場面では限界まで臆病になっておいて損はないということを忘れるところだった。善悪の概念はもとより死生観があまりにも違うと思われた。

実際にそこそこ名のあるLyonの街ですら、日曜は多くの店が閉まっており、そこら中に暇を持て余した若者のグループが発生して、意味なく体を揺らしたりしていた。駅前のショッピングモールの中も殆どのテナントのシャッターが下りていた。館内のベンチにはどこも誰かが座っていたが、特に何をしている風でもなく、ただ座って時間を潰しているという感じだった。

翌朝、朝7時の便でロンドンへと戻った。
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Firminy 03

最後に、文化の家と運動場に行った。_DSC0970 _DSC0971 _DSC0974

激しく斜めにせり出した壁面と、大きく湾曲した天井面のコントラストが良い感じだった。

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この階段も、ハイヒールのような形になっていてスマートだった。

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窓や階段など、水平や垂直に連続する要素のリズムがとても美しかった。さきのユニテ・ダビタシオンにしても、これにしても、各要素のコンポジションそれ自体は平面的なのに、空間的な奥行きが感じられた。外観と内観が分離しておらず連続的に美しいのも良い。

館内は、受付の人がひとりいただけで、他には誰も利用者がおらずがらんとしていた。いくつかの部屋はコルビジェの計画案などの展示に使われており、流れているビデオの音声が、無人の廊下に痴呆のように無限に漏れていた。

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併設のグラウンドには、チンピラっぽい人々がバイクで乗り入れていた。最初はバイクの練習でもしているのかと思ったが、ノーヘルでグラウンド内を暴走し地面を削って遊んでいた。

さきほどまで居たプールでの、競技会にいそしむ女子達、それを応援する見物席の親達の姿、跳ね返る水…。日曜の暇なグラウンドで原チャリと戯れる中高生くらいのDQN、砂に残る跡、他人の自分…。全員が、価値のない話の中にいるようにさらっとしていた。その寡黙さが空間に合っていた。ほとんど役割を失っても、美しさが失われないものだけが建築と呼ばれる。光景が、総合的にあまりに静かで錆びていた。

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運動場にも下りてみた。かつて陸上部だった時代をどうしても思い出してしまう。思い出すという現象はそれ自体が悲しみを伴うので意味なくエネルギーを要する。良い思い出も悪い思い出も、一切関係がない。思い出すこと自体が感傷的な作用をもつ。

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ひととおりコルビジェの建築群を見おわり、日曜で殆どの店の閉まった街中を歩きながら駅までもどった。次のSt.Etienne行きの列車まで1時間以上あったので、列車を諦めバスで移動する事にした。

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