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しばらく投稿が空いた。

夜、ユーロスターでロンドンに戻ってきた。タクシーを手配してあったのだが、結構分かりにくい不思議な場所で待っていて、何度、電話で通りの名前を訊いても、マークス&スペンサー(というスーパー)の横、という返答しか帰ってこず、やや手こずった。

YES

業務後、夜、アムステルダムからブリュッセルにまた列車移動した。駅の売店でパンを細切れにしたようなものを購入したところ、非常にまずく、まずいことで有名な北欧菓子のサルミアッキをパンに練り込んだような味がした。

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街頭の酒屋のショーケースに、寿司のちょうちんが光っており、割と良かった。

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空腹だったので、宿の近くにあったレストラン街のようなところで、肉等をとった。google mapで調べた、まともそうなレストランは満席で入れず、適当にその横にあったところに入ったが、観光地らしい完全なボッタクリ価格の店でやや落ち込んだ。ラジオからプログレ・バンドのYESの曲がかかっており、全く知らなかったが、店員の男が小躍りしながら、こんな最高の曲を知らない日本人は信じられないと言ってきた。それは少しだけ面白かったが、同時に怒りも感じたので、すぐ食べて、即、店を出た。

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一応、ベルギーに来たのでビールでも飲んでおこうと思い、たまたま近くにあった、割と有名らしいDelirium Cafeというパブに行った。2000種類以上のビールを提供と謳っていたが、実際はどうなのか、知らない。何かフルーツ的な香りのする甘いビールを一杯だけ飲んだ。特にビールが飲みたかった訳ではないが、ただベルギーのビール飲みの雰囲気を一応、見ておこうと思って来た。こういう、何かに流されたような行動はなるべく生活から消した方が良いのかも知れないが、よく分からない。ビールの味は割と美味しいとは思えた。

マッシュポテトおいしい

夜、列車でパリからアムステルダムに移動した。初めて来るところだが、イメージどおり街中を運河が走っており、昼に見たらきれいそうな街ではあった。

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宿の近くにあったパブのようなところで遅い夕食を取る。良く知らないがオランダ料理っぽいものを適当に選んだところマッシュポテトにミートボールを乗せたものが出てきた。基本的にマッシュポテトは好きなので、美味しかった。

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アムステルダムといえば大麻が合法の場所として知られているが、ちょうど宿のすぐ前に大麻を売るCOFFEESHOPがあった。ここではコーヒーショップとは麻薬ショップのことを指し、喫茶店などはカフェやコフィーハウスなど別の単語で呼ばれるらしい。タバコですら嫌いなので、特に興味はないが、ガラス越しに見たショップ内では数人が椅子に座ってパカパカと煙をふかしていた。脳内では何らか良い気分になっているのだろうが、外から見る分には極めて静かなものだった。深夜、宿で寝ていると、甲高い数人の女性のハシャギ声で目が覚めた。たぶん外で何か吸って、宿に戻ってきたところなのだろうが、しばらく廊下で、壁にぶつかりながら、パウダーとか何とか叫んでいた。キャッキャと複数人で笑いながら、何か嬉しそうに叫びまくっており、ずいぶん楽しそうだなと思った。人にはそれぞれの生き方、したい事、時間の過ごし方があり、特にそれについて何とも思わない。誰かの生き方を楽しそうだなと思っても、自分もその同じ楽しさを体験したいとは思わない。つながりを、感じない。

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Fondation Louis Vuitton

出張のためパリに来た。時間の合間をぬって、以前、工事中に一度みたゲーリーのルイヴィトン財団美術館が先週オープンしたので、無理矢理それを見に来たが、時間が全然なく、今回も外観を眺めただけで終わった。白っぽい乳白の曲面ガラスがやたらと上品にぬめっていて、攻撃的な形なのに存在感が繊細で、全体的に軽そうで美しかった。乳白色という微妙な存在感の色が、ここまで大きく建築物をおおっている例というのを他に知らない。ちなみにこの美術館の開館を知らせるポスターが街中にたくさん貼ってあったが、マグリッド風な抽象的風景の中に、建物が船のようにフワッと浮いているというもので、やはり皆、あの建物がSFのように軽やかに飛び立っていくように感じるのだと思う。

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新凱旋門のあたり(La Défence地区。パリ市内では建てられない不思議な造形の高層建築が集積しているビジネス地区。)にも少し立ち寄った。新凱旋門(グランダルシュ)に初めて近づいたが、異常なサイズ感、異常なジオメトリック感で面白かった。

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パリ市内とラ・ディフェンス地区の比較画像。

from Wikipedia

 

弟来る

帰宅。日本から弟が旅行にやってきて、今日はうちに泊まるので、近くのパブで落ち合った。久しぶりに会ったが元気そうだった。今日、着いたばかりで時差ぼけや疲れもあったようなので、食事をしてすぐ休んでもらった。明日以降はイギリス国内、周辺国をいろいろ回るようだ。二週間後にまたロンドンに戻ってくるようなので、そのとき改めて観光など共にすることになった。

日曜

今日も作業日に充てる。平日は仕事のため、帰宅後も割と疲れてしまって自分のやりたい作業が殆ど出来ていないので、週末に集中させる必要がある。一日で一回も外に出ないと、それだけで強い罪悪感をおぼえることもあるが、その感覚は少しずつ麻痺してきた。

土曜

土曜。今日やろうと思っていた作業があったが、何となく気分が乗らず、かといって作業をやらねばという気持ちがあるので外に出かける気にもなれず、結局夕方ぐらいになってやっと作業を始めた。食事は野菜、肉等を鍋で煮込みまくったもののを冷凍保存してあったものがあったので、それを中心に食べた。

びっくりカレー

月曜ー金曜は、帰宅、作業、就寝という定型のパターンを繰り返した。カラスヤサトシ(というギャグ漫画家。というかドキュメンタリーやルポ系の漫画が多い。主に4コマ漫画のフィールドで活動)の漫画をもろもろkindleで購入し、読んでいる。カラスヤサトシの少年時代の話で、「新しいもの」を見るといつも悲しくなった、という話がある。新しいランドセルを貰ったとき、それが何故かとても悲しくなってしまい、踏んづけてボロボロにしているところを母親に見つかってビンタされるという内容だが、4コマ目で、作者は、当時は「嬉しい」と「悲しい」の感情の区別がついていなかったのかもしれない、と書いている。

ラーメン山頭火

今日からサマータイムが終わり時間が一時間ズレる。最近ロンドンにラーメンの一風堂がオープンした。一風堂はかつて高田馬場に住んでいた頃、数回、行ったが、その頃セブンイレブンで「名店シリーズ」みたいなカップラーメンを展開しており、そのラインナップに一風堂も含まれていたので、そちらのほうがむしろ多く食べたのではないだろうかという気もする。確か、他に「すみれ」「ラーメン山頭火」などのラインナップがあったが、どれも美味しかったと記憶している。

記憶が意味のない連鎖を起こし、かつて中学校の書道の授業で、好きな俳句をひとつ選び書に書くという授業で種田山頭火を選んだことを思い出した。「咳をしても一人」という句で、自由律俳句なので五七五を完全に無視しており、書く字数が少なくて済むというのも選んだ理由のひとつだったのかも知れないが、事実この句は好きだった。

しかし今日改めてネットで調べたところ、その句は種田山頭火でなく尾崎放哉の作品だったことが分かった。完全に種田山頭火のものだと思い込んでいたが、違った。特にくわしいわけでないので、自由律俳句=山頭火という図式で覚えてしまっていた。

そのまま、何となく、青空文庫にあった山頭火の「行乞記」を少し読んだ。自分が他に記憶している山頭火作品「こころつかれて 山が 海が 美しすぎる」という句が載っている本…。この句をいつどこで最初に目にしたのかもはや思い出せないが、だいたい良い景色に出会うと、半ば自動的にこの句が思い出されるようになってしまっている。そのせいでいつの間にか原因と結果が逆転し、景色が美しいと感じると、今、疲れているのかなと感じるようにもなって厄介なことになっている。

読書、食事、作業などで一日が終了し、今日は家から出なかった。

背中

土曜。大英図書館(British library)に行った。初めて行ったので利用者カードの発行等の手続きが必要だったが、事前にオンラインで登録していったので、受付での登録作業はすぐ終わった。この図書館は日本の国会図書館と同じように、法律で定められた納本制度によって、英国で発行された図書の全てが保存されている。また国会図書館と同じように、書架に自由に出入りは出来ず、あらかじめ見たい本を予約して、司書の方々に持ってきてもらってから閲覧する仕組みになっている。見たい本があったのだが、別館にあるらしく利用の48時間以上前に予約しなければならなかったようで、今日はあきらめて、他の本等を見ていた。

from Wikipedia

夜は本を読んだりテレビを見たり等していた。南アフリカで、アパルトヘイト撤廃後に発生した白人の超貧困層についてのドキュメント番組を観た。