精神 03

クリスマスは街中の全ての店が閉まり、街が無人化すると聞いていたので、その様子を見に出かける。電車など公共交通機関も全てストップするので、ロンドンの無人レンタル自転車システムを利用し、市街地に赴いた。

実際は街中には人がわんさかいて、カフェ等を中心にいくつかの店もやっていた。よくよく考えてみればロンドン程の観光都市で無人化するなどあり得ないことだったが、幻想を抱き過ぎてしまった。

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せっかく自転車でフラフラきたので、一度も間近で見てなかったビックベンなどを見つつ帰宅する。

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バタシー火力発電所

_DSC9182 帰宅後、また作業は思うように進まずに一日終了する。完全にまずい沼に入った感がある。

精神 02

昨日とまったく同じ状態に陥り、無意味に一日を終えそうになったが、せっかくクリスマスイブにイギリスに居るのでクリスマスマーケットでも見ておかなければという義務感に駆られて家を出た。

ウォータールー駅付近のマーケットは殆ど店じまいしかけていたが、かろうじてまだ賑わいの残っている箇所も少しだけあった。

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家を出るのが遅すぎ、多くの店は既に解体を始めていた。いつだったかクリスマスの深夜に銀座を歩いていたことがあったが、そのときは銀座の全ての店のショーウインドウが、一夜にしてクリスマスデコレーションから正月用のデコレーションに変わるため、施工業者がわんさか居てガツガツと作業していて、何となく面白いと思ったことを思い出した。こちらでは新年は大したイベントでないため、クリスマスが終われば街は静かになるという。

_DSC9166 _DSC9165 _DSC9143 _DSC9156 _DSC9155特に何も感慨は無かったが、一応、見たということでOKとしたい。作業の方は全く進まずまた今日を終えた。

精神 01

休み期間中にやらなければならない作業がいくつかあったが、何となく気乗りがせず、かといって終わらせていないのに外に出るのもどうかと思って、結局何も手に着かず、意味なく寝続けたりして一日が完全に無意味のまま終了した。

Goodiepal

ロンドンにはレンタル自転車ステーションがあちこちにあり、ちょっとした移動に重宝しているのだが、最近、そのステーションの設置場所が拡大され、家の近くにもレンタル自転車ステーションが出来た。何となく、その自転車を使用し、市内に出かけてみた…。

Salone squareへ。クリスマスの買い物か、多くの人でにぎわっていた。路上でサンタの衣装を来たバンドがピンク・フロイドの曲をやっていた。

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SAACHI galleryへ行く。ここの展示はだいたいいつもはずれが無い。今回はBODY LANGUAGEという企画展で、身体をモチーフにした作品を集めたものだった。絵画中心だったが、どれも非常によかった。

Henry Taylor 塗り方がホッパーのようにざくざくとしていて好きだった。

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Makiko Kudo

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Kasper Kovitz イベリコ豚で彫刻が作られている。

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さらにチャリで移動し、Hyde parkのSerpentine sackler galleryに行った。何をやっているか全く知らずに行ったが、Jake and Dinos Chapmanという人の展示で、入るなりいきなり、ナチスと骸骨とマックのドナルドが凄惨な殺し合いをしている様子を表した巨大なジオラマ模型がいくつも置いてあった。10000体をゆうに超えるであろう数の惨殺された人形で巨大な箱の中が埋め尽くされていた…。基本的に、何か怪しいカルト宗教のような世界観が展開されている展示で、グロテスクなものが多く、生理的な気持ち悪さを直球で狙ってくるようなものばかりで、少しきつかった。ただ表現の強度はあった。

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その後ハイドパークを散策。

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クリスマス期間のみ、ハイドパークにはWInter wonderlandという巨大な移動式遊園地が来ており、そこが多くの家族連れなどでにぎわっていた。入るのに相当、並ぶようだったので中には入らなかったが、かなり大掛かりなアトラクションががんがん建てられており、よくこんなものを仮設で建てられるなと思った。どういう設計になっているのだろうか…。基本的に絶叫マシンが多いのか、塀の向こうからは悲鳴が聞こえてくるばかりで、きらびやかなネオンの光など、視覚情報をのぞいて、音声だけ聞いたとしたら何やら不穏な感じがしたのではと思う。

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いったん家に帰り、改めて夜はCafe OTOに行って、Goodiepalという、電子音楽の作曲家のライブを見た。これが完全に意味不明の演奏で、演奏しているより何か喋っている時間の方が長く、また、やっと始まったと思った演奏も、ドライアイスから発生する二酸化炭素をズルズル鼻で吸いまくりながらリコーダーを吹く等、謎だった。氏の独自の作曲理論をまとめた本を読みながら、それを実演するような形だったっぽいが、ほとんど音楽として成立しておらず、長時間きくのは辛かった。最後は、この曲は良くないから、もう止めようと言って、途中で演奏を止めてそのままライブは終了した…。自分はずっと、このライブ早く終わらないかなと思っていたので、ちょうどよかった。

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きれいにしろ

昨夜意味なく夜更かしして本など読んでおり、明けがたに眠りについてから、昼過ぎまで意味なくだらだらと眠ったり起きたりを繰り返していた。近所の軽食屋で昼食としてハンバーガーを食べ、その後散歩がてら、近所にあって一度も行ったことが無かったWandsworth museumというローカルな美術館に行ってみた。

Wandsworth(という自分の住んでいる地域)の歴史がもろもろ紹介されており、その中に、第二次世界大戦時に爆撃された地域をプロットしたマップがあった。それによると、自分の家のところは、最も激しく爆撃された地域の一つとのことだった。先日、雨漏りの検査に来た修理屋が、この家は100年くらい経っているかもしれないと言っていたが、この地図の情報によると大戦時に完全に破壊されているはずなので、100年は経っていないことになる。

他にも企画展として、Keep it clean – a grubby history Wandsworth and London というものをやっていて、Wandsworthに昔、あった大衆浴場の話や、洗濯機およびクリーニング屋の歴史、などが紹介されていて非常に地味な展示ながらも割と面白かった。

昨晩、肉を低温にかけておいたことをすっかり忘れており、そのまま出社してしまった。低温調理は、菌の繁殖しやすい温度の少し上で調理されるので、一晩放置しただけでも温度が下がって危険ゾーンに突入してしまってまずいのに、一日放置したのでもう完全に駄目になってしまった。

会社ではクリスマスランチなるものが開かれて、社食でターキー等のクリスマス風のメニューが出た。非常に固く、皆、ゴリゴリとノコギリのようにナイフを動かして、切るのに苦労していた。