カバブ

帰宅。夕食を買いに近所のケバブ屋に行った。久しぶりに訪れたのと、空腹だったのとで、ついLargeサイズのものを頼んでしまったがRegularサイズの時点で既にLarge級の量があることを忘れていた。食べきれず明日に持ち越した。Wikipediaで「ケバブ」という項目を読みながら食べていた。

知床旅情

家でDVDなど見て過ごす。英語版ジブリDVDを2本程見た。魔女の宅急便は荒井由美の主題歌は別なものに差し替えられていたが、紅の豚の加藤登紀子の歌はそのままだった。

Cirencester, Bourton on the water, Lawer slaughter

宿を出てCirencesterという街に向かった。ローマ時代、コッツウォルズ地方の首都だった街らしい。非常に大きく、栄えている感じの街で、繁華街には様々な店があったが、個人的には特に面白くもなく、ローマ時代のコッツウォルズの人々の暮らしを紹介した博物館を見て、早々に街を後にした。

_DSC9474 _DSC9477

博物館で見た、ローマ時代の床暖房システムの説明図。

_DSC9488

次にBiburyという小さな村に行った。Arlinghton Rowという、14世紀に建てられた修道院の羊毛販売所?として使われていたらしいコテージ群がある。これは非常にいい感じの風景で、来てよかったと思った。

_DSC9499_DSC9515_DSC9520

_DSC9527

コッツウォルズの街はどこでも、スレート質の岩をつかったこのような塀の積みが多く見られる。

_DSC9504

ただ村自体は非常に小さいのですぐに一周できてしまった。村にはマスの養殖場があり、暇だったので、マスに興味は全く無かったが、何となく見ておいた。大小様々なマスがザワザワと泳いでいた。

_DSC9543 _DSC9541

雨足が強くなってきたので近くにあったパブに逃げ、昼食を摂った。さっきマスを見たので、マスのソテーらしきものを頼んだ。養殖場から朝、取ってきたやつだと言う。味は非常においしいと感じた。

_DSC9549 _DSC9550

さらに場所を移動してBourton on the waterという、コッツウォルズのメイン観光地として有名な街に行った。確かに観光地らしく多くの観光バスが来ており、みやげもの屋や何となくオシャレっぽいカフェなども多かった。この街の近くにあるLawer slaugherという村に行きたかったので、この街は何もせず素通りした。

_DSC9552

Lawer slaughterには駐車場がないらしいので、数キロの道のりを歩いて行った。

_DSC9556 _DSC9557

日が暮れる前に村に着いた。小川のそばの小さな落ち着いた集落という感じだった。

_DSC9562

Old Mill museumという水車小屋の博物館へ行った。店員のかたが、日本の観光客が多いので4年かけて日本語を勉強したのに、最近は日本人観光客がめっきり減ってしまって代わりに韓国人観光客が増えたと言っていた。

_DSC9564

_DSC9571

_DSC9583 _DSC9585

帰りも数キロの道をBourtonまで歩いて帰った。行きの時は気付かなかったが、遊歩道が存在しており、こちらの道は、昨日と今日の雨でグチャグチャにぬかるんでいたものの、良い雰囲気のカントリーロードで気持ちが良かった。

_DSC9596 _DSC9600夕方4時を過ぎてすっかり日も落ちたので、家に帰宅した。帰宅時、高速道路のサービスエリアに3回、寄ろうとして、3回とも失敗して入り方を間違えて、結局、寄れずに家についた。

Lacock, Tetbury

コッツウォルズ地方の街や村をいくつか適当に回る旅行に出る。

まずはLacockという小さな村に行く。かなり小さな村でぐるりと一周するのに20分くらいしかかからない。村全体がナショナル・トラストの保存区域に指定されている。Lacock abbeyという、ハリー・ポッターの撮影にも使われたらしい修道院と、ヘンリー・タルボット博物館という、写真の現像方法の一種であるカロタイプを発明し、世界初の写真集「自然の鉛筆」を出版したことで知られる人物の博物館がある。歴史的に、写真技術の発明者としてはニエプスやダゲール等のフランス人が名を連ねているが、タルボットもダゲールとほぼ同時期にこのカロタイプという写真技法を確立していて、しかもカロタイプはダゲールのダゲレオタイプと違って、一枚のネガから何枚も写真を複製できるという決定的な長所を持っていたらしい。ただ画像の鮮明さはダゲレオタイプのほうがはるかに上だったために、カロタイプはしばらく陽の目を見なかったようだ。
_DSC9334 _DSC9349 _DSC9362 _DSC9364

タルボット博物館は想像よりはるかに小さく、見たかった写真集「自然の鉛筆」の原本も所蔵していなかった。たぶん、歴史的にあまりに重要な資料なので、この小さい博物館が購入するには値段が高過ぎるのかもしれない。「自然の鉛筆」の内容はグーテンベルグ・プロジェクトにより全てweb上に公開されている。この中に載っている、当時タルボットが撮影した写真とほぼ同じ風景が未だに変わらずにこの村に残っている。タルボット氏が、こんな周りに何もない、ど田舎の小さい村で写真技法の開発にコツコツ取り組んでいたと思うと感慨深い。

_DSC9369

Lacock abbey

_DSC9372 _DSC9383 _DSC9393 _DSC9395 _DSC9402 _DSC9417

次にTetburyというアンティークショップが有名らしい街に行く。ここは小高い丘の上にあり、高低差のある景色がきれいだった。アンティークショップは確かに大量にあり、ひとつのストリートに10件以上、密集していた。ただほとんどが、本気の骨董品を扱うようなアンティークショップで、扱っている品物がクラシカル過ぎた。雰囲気が本気すぎて、入ることすら怖くてできないという店ばかりだった。どうせ買いはしないとはいえ、ゴチャゴチャしたガラクタのようなもののほうが気楽に見られて楽しいのだが、そういう店は1、2件しか無かった。

_DSC9431 _DSC9442_DSC9436 _DSC9439_DSC9465

基本的に、街の中の建物はほとんどが古いもので、伝統的なコッツウォルズのハニーストーンを使ったものだったが、もちろん新築された家もたくさんあった。それらも一応、色はハニーストーン風な色に揃えられていた。

_DSC9446パブにて、ナッツを頼んだら高濃度の塩水にベチョベチョに漬けられたものが出てきて、塩の強さに舌がやられた。強烈に塩っぽいこういうジャンクなものは、別に嫌いでないのだが、この量ですら全部は食べられなかった。

_DSC9467

夕食は別なパブで摂った。Confit duckという料理を食べたがこれはおいしかった。

_DSC9470Tetburyに宿を取っていたので、今日はここで休んだ。

赤灯回して

夜、Vortex Jazz ClubにIan Shawという人のライブを観に行く。最初、Cafe OTOに行ったのだが、当日券があると思ったチケットが売り切れており、そのまま無意味に帰宅するのもはばかられたので、Vortexに行ったところ、まだ席があるようだったので、滑り込んだ。音楽が聴ければもはや何でも良かった。

_DSC9304

正直、全く知らない人だったが、ジャズ・ボーカリストとしては著名な人らしかった。コメディアンとしての顔もあるらしく、有名なポップスの歌詞をもじって歌ったり、曲の途中でブレイク代わりにジョークを挟んだりしていて、客の笑いを積極的に誘っていた。もともとジャズにあまり興味が無いので、正直なところ、音楽自体は面白くもつまらなくもないという感じだったが、この、歌に対し漫談の比重が高いスタイルは妙に既視感があり、途中からどうも芸風がさだまさしに似ているという事に気づいた(単語の区切りが分かりにくいので、以下、佐田と記載)。そもそも年末に年越しライブをやっている時点で佐田の要素が入っているが、取ろうとしている笑いの質も似ていて、「もし13歳に戻れたなら〜」といった歌詞の曲では、「13歳だったころ、私は独身でいられたのに…」といって中年の受けをとっていたり、休憩に入る前の曲で「どうしてもおしっこに行きたいのでもう曲を終わろう〜」みたいに歌ったりして枯れた笑いを誘っていた。普通にしゃべっている途中で、いきなり朗々と歌を開始するというミュージカル的スタイルも佐田がよくやっているが、このIan氏も多用していた。笑いの質が自分の年代と比して枯れ過ぎていて、客は皆笑っているのに、笑い声を聞けば聞く程、自分の意識が冷めていくのを感じるあたりも佐田の印象に似ていた。佐田の曲は、非常に良い曲が多いと思うのだけど、個人的にはあの漫談が馴染めない…。

_DSC9306 _DSC9308

ライブ中に2014年を迎え、1時頃、店を出た。ショーディッチ付近に移動して、少し街を歩いた。通りは結構な人であふれていて、パブやクラブなどは年明けではしゃぐ人々で賑わっていた。

_DSC9312 _DSC9315帰宅時、道路が尋常でなく混んでいて、交通情報を知らせるスマートフォンのマップを見たところ、ほとんどの道が、混雑度MAXを示す真っ赤な色に染まっていた。帰宅に通常の3倍近くの時間がかかった。パトカーと救急車の出動率も尋常でなく、数えきれないくらいの緊急車両とすれ違った。泥酔しているのか何なのか知らないが、犬猫レベルのかなり危険なタイミングで道路に飛び出して横断しようとする人がかなり多く、その上、凄まじい渋滞で、交通法規を無視しまくった、マナー違反の悪魔と化した多くの車両が危険な走行をしていたので、事故が多発するのもうなずけた…。こちらの年始は静かなものかと思っていたが違った。自分は、皆が騒ぐ記念日より、皆が静まり返る記念日のほうを好みたいと思っているので、静かなものであって欲しかったが、当然そんなはずは無かった…。

Winchester

突発的にロンドンから車で1時間少々離れた南西の街、Winchesterへ行った。イギリスの首都がロンドンに移るまで、首都として機能していた古都。朝から嵐のような暴風雨が降っていたので、半ば終わったなとあきらめつつ車を走らせていたが、着く頃には奇跡的にカラリと晴れた。

_DSC9211

街の感じも古っぽく、一部の古い建物の外壁にはフリント(燧石)が埋め込まれていて、荒く割った形が特徴的で面白い。

_DSC9218

この街で最も有名な建造物、ウィンチェスター大聖堂を見た。ヨーロッパ中でも有数の巨大さを誇るゴシック様式の聖堂とのことで、空間の量感に圧倒される感があった。

_DSC9225 _DSC9239 _DSC9241 _DSC9244 _DSC9248 _DSC9251

実は目当ては聖堂本体でなく、その地下室に展示されているイギリスの彫刻家アントニー・ゴームリーのSound Ⅱという彫刻を見ることだったのだが、地下室が開いている時間が限られていて、最初に来た時は早すぎたため、2時間ほど他を見てからまた戻ってきた。

_DSC9295冬季は地下室が浸水するため、水面に佇むような形になっている。夏季は水がなくなり、彫刻のすぐそばまで行けるようだ。でも、近づいたら、この満ち満ちた寂しい緊張感が壊れるような気もする。ちなみに、遠目からは分からないが、胸の前にかかえた手には水が張られていて、本来は、窓の外から射した太陽光が、手の中の水面に反射して、彫刻の顔をゆるやかに照らすという仕掛けになっているらしい。今は工事か何かで、窓の外が塞がれてしまっているとの事だった。

_DSC9253

聖堂併設のカフェで泥のようなスープを飲む。泥っぽい香りがしたがおいしいような気がした。

_DSC9260 _DSC9271

その後、川沿いの遊歩道を歩いたり、山に登って街を見下ろしたりした。

_DSC9281

_DSC9288コンパクトな街だったのと、年末で美術館等が軒並み閉まっていたこともあって、日が暮れる前にやることがなくなり、早々に帰路についた。夕食をこの街で食べていこうかと思っていたが、あまりお腹が空かなかった。

Where is my mind

昼、何故か自分以外に客が誰もいないパブでピザを食べる。ここのピザは安くておいしいので好きなのだが、なぜ今日はこんなに客がいないのか、分からない。ピザを食べ終わって店を出るまで、誰も客が来ずずっと一人だった。こちらの店員の方々は、客のことなどあまりおかまいなしに雑談等しているので、このような孤独な状況になっても特に気まずさもないので良い。Death by cheese(チーズによる死)という名前のピザを食べた。

その後、Tate Britain(という美術館)に行く。ターナーやウィリアム・ブレイクの絵、ヘンリー・ムーアの彫刻など見た。3週間程前に、tateのメンバーシップ会員になったので、企画展もフリーで見られた。

_DSC9205 _DSC9200

その後スーパーに寄って帰宅。イギリスの街の写真を載せろというリクエストがあったので、何枚か載せます。こういう感じのテラスハウスの一角に自分の家もあります。

_DSC9184 _DSC9185 _DSC9187 _DSC9192 _DSC9193 _DSC9195

夜はサーモン等、焼いて食べ、kindleで漫画の新刊を何冊か読む。

精神 06

やっと熱が入り、完成までの道筋も見えて作業に入れた。29日未明に作業が終了する。やはり家からは一歩も出なかったが、ここ一週間以上、ひたすら罪悪感を生みつづけていた作業に一応のメドがついたので良かった。そもそも作業を残したまま休みに突入するべきではなかった。ここ数日を、金縛りにあったように無駄に費やしてしまった。